【海外ニュース】サウジアラビアを代表する現代アーティストの作品を砂漠の中で無料展示「What Lies Within」

アルーラ王立委員会は、サウジアラビアで最も影響力のある現代アーティストたちの代表作を、世界有数の遺産・文化遺産の復活において芸術が中核的役割を果たすアルーラの素晴らしい砂漠環境で無料展示すると発表しました。 

展覧会【What Lies Within】では、サウジアラビアの後援者でコレクターのBasma AlSulaiman氏のコレクションから、過去20年間の17人のアーティストによる作品が展示され、アーティストLulwah AlHomoud氏がキュレーションを担当します。この展覧会は、サウジアラビアと芸術の関係に火をつけ、今日のクリエイティブ産業部門の繁栄の道を開いた先駆的なコレクターや後援者を称えるAlUlaでのシリーズ第一弾となります。 【What Lies Within】はAlUla Artsのハイライトとして開催され、AlUla Momentsという冬のイベントの傘下にある4つのフェスティバルのうちのひとつで、初開催のものです。

参照元:NEWSWIRE

アルーラはサウジアラビアの北西部、リヤドから1,100kmの場所にある、遺産、自然、芸術のための生きた景観博物館です。サウジアラビア初のユネスコ世界遺産であるヘグラを含む、アラビア半島の初期文明の最も世界的に重要な遺跡を収蔵しています。数千年にわたる歴代の文明によって築かれたこの地には、豊かな遺産を世界に伝える、時を超えた旅が刻まれています。
【What Lies Within】は、世界有数の建築物であるマラヤに設置され、9,460平方メートルの外壁を覆う鏡には、周囲の印象的な砂漠の風景が映し出されます。

展示内容と参加アーティスト

AlSulaiman氏のコレクションは、サウジアラビアの遺産を視覚的に記録したもので、芸術に対する一般の人々の捉え方の変遷を反映しています。紙作品、絵画、彫刻、写真、インスタレーションなどの多彩な展示は、アーティストとコレクターが地元と世界の現代文化に関わりを持っていることを伝えています。

参加アーティストは、Manal AlDowayan氏、Shadia Alem氏、Mohammed AlGhamdi氏、Zahrah AlGhamdi氏、Lulwah AlHomoud氏、Musaed AlHulis氏、Adel AlQuraishi氏、Rashed AlShashai氏、Noha AlSharif氏、Dana Awartani氏、Abdulnasser Gharem氏、Maha Malluh氏、Ahmed Mater氏、 Filwa Nazer氏、Saddek Wasil氏、Ayman Yossri Daydban氏です。

参照元:NEWSWIREそれぞれのアーティストが独自のスタイルで、サウジアラビアのアイデンティティ、精神性、文化の広がり、そしてそれらが過去から現在に至るまでどのように発展してきたかを探求しています。

実際に訪問できない方のために、ホームページ内にはオンラインで観覧できるバーチャルミュージアムも用意されています。ぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか♪

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