文化財活用センターが『あつまれ どうぶつの森』で 【ぶんかつ島】の夢番地を公開

このたび、国立文化財機構 文化財活用センター〈ぶんかつ〉は、Nintendo Switchのゲームソフト『あつまれ どうぶつの森』において、2022年8月18日に【ぶんかつ島】を公開しました。

参照元:@Press

【ぶんかつ島】は、国立文化財機構※1の所蔵品をモチーフとした、さまざまなエリアで構成されています。
日本の文化財が織り成す豊かな世界の一端を、『あつまれ どうぶつの森』の世界でも体験できるよう工夫しました。

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また、ぶんかつと東京国立博物館が現在取り組む「踊る埴輪&見返り美人 修理プロジェクト※2」にあわせて、「おどるハニワ ぼう」や「みかえりびじんふう きもの」など、新たなマイデザインをご用意しました。
ぜひマイデザインを身に着けて、【ぶんかつ島】をまわってみてください。

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※1 国立文化財機構は、東京国立博物館、京都国立博物館、奈良国立博物館、九州国立博物館の4つの博物館と、東京文化財研究所、奈良文化財研究所、アジア太平洋無形文化遺産研究センターの計7施設で構成される組織です。本部に文化財活用センターと文化財防災センターが設置されています。

※2 東京国立博物館を代表する名品「埴輪 踊る人々」と「見返り美人図」の2作品をはじめとする所蔵文化財の修理に関連する費用として皆さんからの寄附を募る文化財修理プロジェクトです。大切な文化財をみんなのちからで未来へ、という思いから創立150年にあたる今年4月に修理プロジェクトが発足しました。

【ぶんかつ島】~日本美術をイメージしたエリアからなる、文化財に親しむ島~

【ぶんかつ島】夢番地コード:DA-4716-9183-8075

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【ぶんかつ島】は、「埴輪 踊る人々」、「見返り美人図」(菱川師宣)、「八橋蒔絵螺鈿硯箱」(尾形光琳)、「洛中洛外図屏風(舟木本)」(岩佐又兵衛)、「湖畔」(黒田清輝)(以上、東京国立博物館蔵)、「針聞書」、「鬼瓦」(以上、九州国立博物館蔵)など、国立文化財機構が所蔵する縄文時代から近代までの文化財をモチーフにした、10個ほどのエリアで構成されています。 

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これまで〈ぶんかつ〉は、国立文化財機構所蔵品統合検索システムColBase(コルベース)を利用した、『あつまれ どうぶつの森』における日本美術の楽しみ方をたびたび紹介してきました。

・ColBaseで「あつ森」を楽しもう!
・「あつ森」マイデザイン〈ふゆきなこそで〉を公開!
・ColBaseで「あつ森」を楽しもう!鳥獣戯画編
・ColBaseで「あつ森」を楽しもう!国際ミュージアムデー編
・「あつ森」で考える、ゲームの学術的な可能性

新たなマイデザイン公開 ~ぶんかつ島に着ていこう~

【ぶんかつ島】オープンを記念して、東京国立博物館が所蔵する日本美術をモチーフにしたマイデザインを新たに公開します。

<マイデザインID:MA-9014-0004-4727>

1「みかえりびじんふう きもの」

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2「こはんのゆかた」&「こはんのうちわ」 

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3「おどるハニワ ぼう」
4「おどるハニワ」顔出し看板

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既に公開している以下のマイデザインも引き続き配布中です。

・「ふゆきなこそで えどふう」
・「ふゆきなこそで いまふう」

【ぶんかつ島】を体験!YouTube動画

ぶんかつ 文化財活用センター YouTubeチャンネル( https://www.youtube.com/c/cpcpnich/ )にて、【ぶんかつ島】案内動画を公開しました。


『あつまれ どうぶつの森』をプレイしていない方も、YouTube動画で【ぶんかつ島】を楽しめます。 

踊る埴輪&見返り美人 修理プロジェクト 

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東京国立博物館150年の歩みの中で変わらない使命は、先人から受け継いだ文化財を大切に守り、次の世代へ伝えること。これまでも文化財の保存と修理に日々取り組んできましたが、限られた予算の中で多くの文化財が修理の順番を待っています。

「埴輪 踊る人々」と「見返り美人図」という作品の修理をきっかけに、ひとりでも多くの方と一緒に過去と未来の懸け橋となって、かけがえのない文化財をつないでいきたい。
創立150年にあたるこの年に、東京国立博物館と文化財活用センターが共同して2作品をはじめとする所蔵文化財の修理に関連する費用として個人や企業から寄附を募る修理プロジェクトを立ち上げました。皆さんのあたたかい支援をどうぞよろしくお願いします。

プロジェクトサイト:https://www.tnm.jp/150th/project/fundraising.html 


ゲームの中で現実のものとリンクして身に着けて遊べるというのは楽しいですね!
これを機に日本文化へ興味を持つ方が増えるといいですね。

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