まじめを楽しむメンズ雑貨ブランド【TAVARAT-タバラット-】を展開するサイバール株式会社が、陶器のパーツと金属の土台を組み合わせたネクタイピン・カフスの販売を開始しました。
現代デザインになじむ、陶器のタイピン・カフス
「陶器で作られたもの」といえば、アンティークに仕上げられたものというイメージが強いですよね。メンズ雑貨ブランドの【タバラット】が作ったネクタイピン・カフスはそんなイメージを覆すべく、陶器だからこそできる価値を最大限に活かしながら、現代のデザインとして受け入れられるモノを意識し、窯元と一緒にネクタイピン・カフスに合うパーツを作り上げました。
釉薬(色付け)による2つの質感
陶器は釉薬と呼ばれるガラス質の物質で保護や色付けを行います。今回、艶のある釉薬、マットな質感の釉薬でそれぞれ2色制作しました。
艶のある釉薬
黒に近い深い緑色の「ひすい」、藍色の「るり」。宝石のような透明感があり、奥深い色づきが特徴。釉薬の流れに沿ってできる濃淡がその美しさを際立たせます。
マットな釉薬
黒とグレーのまだら模様「かわら」、落ち着いたピンク色の「さくら」。その名の通り瓦のような、焼き物らしさが上品さを引き立てます。
窯元との試行錯誤
陶器は土を焼き上げて作ります。お皿やマグカップなどの大きいものでも焼く前、後の大きさ・形の変化を様々に想定しながら製品としての形に整えていきますが、小さくなればなるほどその変化は大きく、形を整えることが困難になります。特にネクタイピンのような細く薄いパーツは焼いた際に反りあがり、土台との接地を難しくします。
「極力均一なサイズに」「立体感を出しつつ、裏面を極力フラットに」
その難題に応えてくれた窯元は、美濃焼の産地・岐阜県土岐市の晋山窯ヤマツ。形、釉薬の配合調整、焼き物の温度、何度と施策を繰り返しながら、2年の歳月をかけ課題を解決しました。
陶器に合う金具を
陶器のパーツを組み合わせるには、金属の金具ではコントラストが強すぎてデザインが反発します。その課題を解決すべく、金具に焼付塗装を施しました。すでにカラードピンとしてそれ単体でも販売していますが、陶器と組み合わさることで、それぞれの魅力を最大限に引き立てることができました。
商品について
原産国:日本
陶 器:岐阜県土岐市
金 具:大阪市
販売価格
ネクタイピン:4,400円(税込)
カフス:5,500円(税込)
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