セイコーウオッチ株式会社は、<セイコー プロスペックス>から、株式会社 ゴールドウインが展開するアウトドアブランド「HELLY HANSEN(ヘリーハンセン)」とコラボレーションした【数量限定モデル】を10月7日(金)より発売します。希望小売価格は165,000円(税込)。
老舗のアウトドアブランドとのコラボ
ヘリーハンセンは、1877年にノルウェーで誕生したアウトドアブランド。
創業以来140年以上にわたり防水テクノロジーを追求し、自然と対峙しながら共存できる革新的な製品を開発してきました。
プロスペックスとヘリーハンセンは共に長い歴史の中で地球や大自然に鍛えられながら弛まぬ進化を続け、過酷な環境下で活動する世界中のプロフェッショナルから高い評価と信頼を得てきました。
またプロスペックスは「Save the Ocean」、ヘリーハンセンは「H2Oプロジェクト」の名のもとに、豊かな海を未来に残す環境保全活動を行っています。
技術に裏付けされた高い機能性を備えた製品、プロフェッショナルツールを手掛けるものづくりへの姿勢、そして地球環境への想い。
多くの共通点と親和性を持つ両ブランドのコラボレーションが実現しました。
両ブランドの歴史を象徴するプロダクトの設計思想を融合
本作は伝説の冒険家・植村直己氏が愛用していた「1970 メカニカルダイバーズ」の現代デザインで、本モデルの持つストーリーと機能性にヘリーハンセンも強く共感し、ベースモデルとして採用。オーバーナイトの外洋レースで高いパフォーマンスを発するヘリーハンセンのセーリングジャケットの機能的な色彩を取り入れた、機能美際立つコラボレーションモデルに仕上げています。
セーリングジャケット「Tactician GORE-TEX Race Jacket HH12050」をカラーモチーフとした本作は、ケースとブレスレットにブラック硬質コーティングを施し、耐摩耗性を高めるハイアブレーション加工がなされたジャケットの生地を表現。
また、ダイヤルもブラックカラーを採用し、統一感のあるすっきりとシャープな印象に仕上げました。セーリングジャケットのフード部分に施されたフラッシュイエローの配色は、緊急時における海面での被視認性を高める機能的なデザイン。本作ではそのフラッシュイエローを、腕時計が問題なく作動していることを確認する重要な役割を持つ秒針に採用。
ダイヤルの6時位置とりゅうずにさりげなくヘリーハンセンのロゴマーク。
また、裏ぶたには「HELLY HANSEN LIMITED EDITION」の文字とシリアルナンバーを記すなど、コラボレーション限定モデルならではの仕様を随所に施しています。
「H2Oプロジェクト」への協力
プロスペックスはヘリーハンセンが主催する「H2Oプロジェクト」の取り組みのひとつである、海洋浮遊ゴミ回収機「SEABIN(シービン)」による海洋廃棄物の回収活動に共感し、ヘリーハンセンに対し「SEABIN」を寄贈しました。
寄贈した「SEABIN」は日本有数の歴史と伝統を誇る葉山マリーナに近日中に設置され、海をきれいにする取り組みを推進していく予定です。
設置及び稼働の様子は特設サイトにて後日公開します。
https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/prospex/special/hellyhansen-limited/index
<セイコー プロスペックス>は、ダイビングやトレッキングなどのスポーツやアウトドアシーンに対応する本格機能を備えたスポーツウオッチブランド。
1965年に発売した国産初のダイバーズウオッチに始まり、現在までプロフェッショナルダイバーや冒険家から高い評価と信頼を得ています。
近年は、世界中の過酷な環境下で活動する挑戦者たちのサポート、海洋保護活動を実施しています。
商品仕様
<セイコー プロスペックス>1970 メカニカルダイバーズ 現代デザイン HELLY HANSENコラボレーション限定モデル
品番 | SBDC181 |
希望小売価格(税込) | 165,000円 |
ケース・ブレスレット | ステンレススチール(ブラック硬質コーティング) |
ガラス | カーブサファイアガラス (内面無反射コーティング) |
防水性能 | 200m空気潜水用防水 |
ケースサイズ | [外径]42.7mm(りゅうず含まず) [厚さ]13.2mm |
限定数量 | 国内限定:500本 |
発売予定日 | 10月7日(金) |
ムーブメント仕様
メカニカルムーブメント:キャリバー6R35
巻上方式:自動巻(手巻つき)
時間精度:日差+25秒~−15秒(気温5℃~35℃において腕に着けた場合)
パワーリザーブ:約70時間
石数:24石
振動数:21,600振動/時(6振動/秒)
SDGsが叫ばれる昨今、防水であることとエコであることを両立するのは難しいです。それぞれの企業が個別に考えていくのも大切ですが、このようにコラボすることで生まれる力も大きいのではないでしょうか。ダイバーの皆さんへ海洋保護の想いが伝わるといいですね。