電動キックボードや小型電動アシスト自転車など「電動マイクロモビリティ」のシェアリングサービス【LUUP(ループ)】を展開する株式会社Luupは、車両のリース及び銀行融資等により総額約10億円の資金を調達。電動キックボードのシェアサービスを展開する事業者として、リースによる調達は国内初です。また、本調達によりLuupの累計調達額は約46億円となります。
Luupのこれまでと今後の展望
Luupは、“街じゅうを「駅前化」するインフラをつくる”をミッションに、電動・小型・一人乗りのマイクロモビリティのシェアリングサービスを提供。2020年5月に電動アシスト自転車から展開を開始し、産業競争力強化法に基づく「新事業特例制度」を用いた実証実験として、2021年4月に電動キックボードを導入。マイクロモビリティ推進協議会加入事業者の新事業特例制度下での電動キックボード走行実績のうち、9割以上のシェアをLuupが占めています。
Luup代表 岡井大輝氏からのコメント
今回、リースと融資による調達がこの規模で実現したことは、【LUUP】のビジネスとしての安定性やサステナブルなインフラとしての価値をご評価いただけた結果だと考えており、大変嬉しく思います。
先月には道路交通法改正案が国会に提出されましたが、これが成立し施行された後には、特定の電動キックボードの最高速度が時速20kmとなり、運転免許も不要となる見込みです。こうした動きも背景に、今、Luupではかつてないほど多くの大企業と自治体から導入のご依頼を頂いています。
引き続き、Luupチーム一同全力でミッション実現に向けて取り組んでまいりますので、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。
先進国では当たり前となっているキックボードが普及すれば、日本人だけでなく、訪日旅行者も嬉しいかもしれませんね!