CHIOPT社は、25-85mmのトリプルズームレンズで最高の焦点距離をカバーし、映画やテレビにも使用されるフルフレームズームレンズ【Chiopt Xtreme】のプロジェクトをKickstarterで実施中です(現在のところ日本への配送は対応していません)。
手頃な価格のS35シネズームレンズも市場に出回っていますが、フルフレームズームのオプションがあるものは多くありません。より大きなフルフレームセンサーを搭載するようになったカメラがほとんどのため、手頃なシネズームの市場には大きなギャップがありました。
フルフレーム以上のセンサーのデジタルシネマカメラを使用する上で最大の注意点の1つは、レンズが大きくなるため重くなり、焦点距離が短くなることです。特に、大きなイメージサークルをカバーするシネズームに関しては、その傾向が顕著です。【CHIOPT Xtreme】は28-85mmという焦点距離で、このサイズと重量を考えると非常に優れています。
製品特長
自然なボケ味で立体的な映像を演出
9枚もの絞り羽根を使用し、円形に近い絞りを実現することで、自然なボケ味を実現しています。同時に、点光源以外のボケた部分が自然でやわらかな雰囲気を演出し、立体的な画像になるため、映像演出の幅が広がります。また、異なる仕様のガスケットや工具を用意し、リアフランジ距離をかんたんに調整することができます。
ブリージングの不安定さを最小限に
25-85mmのトリプルズームレンズを搭載し、最高の焦点距離をカバーします。ブリージング効果はほとんど見られず、開口部T3.2(F2.8設計)一定で、暗い環境下でも視認性を確保します。
バックフォーカスの調整が可能
様々なデバイスに対応
映画・テレビ用機材として新たに開発されたエクストリームズームレンズは最大46mmのイメージサークルをカバーするので、現在出回っている様々な最新デジタルシネマカメラ、S35カバー、フルVVフレームに使用できます。フレームが大きいほど、画質も向上し使用年数も長くなります。エクストリームズームの長いフランジ距離により、マウントの異なる様々なシネカメラに接続することができます。PLネイティブマウントが標準ですが、キヤノンEFマウント、ソニーEマウントも用意されており、今後、他のマウントにも対応していく予定です。
Kickstarterでプロジェクト実施中の【CHIOPT Xtreme】は、残念ながら現在のところ日本への配送に対応していませんが、今後の進出が期待されます!