中京テレビ放送株式会社は、名古屋市科学館、読売新聞社とともに特別展【宝石 地球がうみだすキセキ】を7月9日(土)より名古屋市科学館で開催します。
宝石の歴史は古く、古代から魔よけやお守り、地位や立場を示すシンボルとして世界中で用いられてきました。現在では、宝飾品としても広く親しまれています。本展では、各地の博物館や、著名な宝石ブランド『アルビオン アート・コレクション』、『ヴァン クリーフ&アーペル』、『ギメル』などの作品から、多種多様な宝石と、それらを使用した豪華絢爛なジュエリーを一堂に集め、科学的、文化的な切り口から紹介します。
原石からジュエリーまで・・・。宝石のすべてがわかる展覧会です!
※展示内容などは変更になる場合があります。ご了承ください
展覧会構成
■第1章「原石の誕生」
宝石はカットされた完成品として採掘されるわけではなく、その生い立ちにより様々な形状や大きさで産出します。
本章では、宝石の原石はどのようにして誕生するのか、地球内部でつくられる宝石の元となる原石(ラフ)を科学的視点から紹介します!
■第2章「原石から宝石へ」
原石から宝石としての特性を最大限に引き出すための成形と研磨の工程をまとめて「カット」と呼びます。「カット」の出来栄えは原石の大きさ、品質に劣らないほどの宝石の評価を左右します。
本章では、原石の採掘からカットの加工技術までを分かりやすく展示。原石がどのような過程を経て美しく輝く宝石になるのか紹介します。
■第3章「宝石の特性と多様性」
宝石の価値の基準にもなる、【輝き】【煌めき】【彩り】【強さ】といった性質の説明を交えながら、ラフ(原石)、ルース(磨いた石)をメインに200種を超える宝石を展示します。
ダイヤモンドやサファイア、ルビーなどのよく知られた宝石から、フォスフォフィライトやブラックダイヤモンドなどのレアストーンも多数展示。色彩豊かで様々な表情を見せる宝石が一堂に集まり、宝石の要件の一つである「美しいこと」の要素について科学的に解説します。
■第4章「ジュエリーの技巧」
輝く宝石のルース(磨いた石)を更に美しくするために行われる宝石のセットを「仕立て」と呼びます。本章では、この「仕立て」の技術に着目し、宝石を貴金属にセッティングする石留めの方法など、職人のこだわりを紹介します。
フランス・パリに本店を構えるハイジュエリーメゾン、『ヴァン クリーフ&アーペル』や、日本ならではの繊細なデザインが特徴的な、兵庫・芦屋発のジュエリーブランド、『ギメル』の逸品の数々から「仕立て」の技術の粋を感じることができます。
<ヴァン クリーフ&アーペル>
1906年、パリ ヴァンドーム広場に創業したハイジュエリーメゾン。自然やクチュール、ダンス、空想の世界から着想を得て、革新的技術と職人技により詩情溢れる作品を生み出しています。
<ギメル>
兵庫県芦屋市発のブランド。四季折々のモチーフをジュエリーで表現したシリーズ「Four Seasons」を展示します。日本らしい繊細なデザインが特徴的です。
■第5章「宝石の極み」
本章では、世界的な宝飾コレクションを誇る『アルビオン アート』の特別協力により、古代のメソポタミアやエジプトで作られた作品から20世紀の最先端のジュエリーまで、珠玉の芸術品約60点を展示します。
人類が生み出した美の歴史を堪能できます。
みどころ
1. 宝石を見上げてみよう!巨大アメシストドームを展示!
会場に、高さ2.5メートルのアメシストドームが登場!
迫力ある宝石の前で、写真撮影も可能です。
2. 指輪でたどる、宝石の歴史「橋本コレクション」を展示!
個人コレクターの橋本貫志氏による宝飾品コレクション。
「指輪」のカテゴリーに特化して、古今東西から貴重な作品を集めたその内容は、世界的に見ても珍しいものです。2012年に国立西洋美術館に寄贈されました。
本展では、橋本氏が国立西洋美術館に寄贈した800点余りのコレクションのうち、宝石がセットされた指輪約200点が展示されます。
3. 宝石がジュエリーになるまでをご紹介!
宝石がジュエリーになるためには、人の手による加工が欠かせません。その仕立て技法を『ヴァン クリーフ&アーペル』や『ギメル』といったハイジュエラーの作品とともに紹介します。さらに、世界的に有名な『アルビオン アート』の特別協力を賜り、そのジュエリーコレクションから逸品の数々が出品されます。古代から現代まで、幅広い年代のジュエリーを通して、人類が生み出してきた美の歴史が堪能できます。
開催概要
名称:特別展【宝石 地球がうみだすキセキ】
会期:2022年7月9日(土)~9月19日(月・祝)
会場:名古屋市科学館 理工館地下2階イベントホール
(〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄2丁目17−1(芸術と科学の杜・白川公園内))
開館時間:午前9時30分から午後5時(入場は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日、7月15日(金)、19日(火)、9月6日(火)、7日(水)、16日(金)
※ただし7月18日、8月15日、9月19日は開館。
※新型コロナウイルスの影響等により、会期・休館日は変更することがございます。
主催:名古屋市科学館、読売新聞社、中京テレビ放送
特別協力:アルビオン アート、国立科学博物館、国立西洋美術館
協力:石川町立歴史民俗資料館、ヴァン クリーフ&アーペル、神奈川県立生命の星・地球博物館、カナダビジネスサービス、ギメルトレーディング、群馬県立自然史博物館、GIA Tokyo、スタジオKJ、ストーンカメオミュージアム、諏訪貿易、中津川市鉱物博物館、日本彩珠宝石研究所、日本ジュエリー協会、翡翠原石館、瑞浪鉱物展示館、ミュージアムパーク茨城県自然博物館、モリス、山梨県立宝石美術専門学校
お問い合わせ:名古屋市科学館 TEL:052-201-4486
公式サイト(名古屋情報):https://hoseki-ten.jp/news20220420-01/
Twitter:@hoseki_ten2022
https://twitter.com/hoseki_ten2022
■チケット情報
入場料(税込):一般1,800円(前売券1,600円)/高大生 1,000円(前売券800円)小中生500円(前売券 300円)
※前売り券は5月7日(土)から販売(7月8日まで)
※未就学児無料。高大生は要学生証。
※上記料金で、プラネタリウムを除く名古屋市科学館展示室をご覧いただけます。
※障害者手帳などご提示の方は当日料金の半額(要証明書/介護者2人まで適用)
※名古屋市交通局発行の乗車券のうち、「一日乗車券」「ドニチエコきっぷ」「地下鉄 全線24時間券」を来館当日に利用された方は、当日料金より100円引き。
※30人以上の団体は、当日料金より100円引き。
※各種割引の併用はできません。
【各種企画チケットを販売!】
■『正八面体ダイヤモンドチケット』(事前抽選制)
地球から採掘されたままの整形加工が施されていないダイヤモンド(アンカットダイヤモンド)0.10ctと入場券1名様分とのスペシャルセットチケット。
熱や圧力による溶解がなく原形をとどめた正八面体の原石は大変貴重で、今回はその中からさらに厳選されたものとなります。※お一人様1枚限定
料 金:1枚 25,000円(税込)
申込方法:ローソンチケットで抽選受付
(受付期間:2022年5月7日(土)10:00~5月31日(火)23:59)
当選者数:30名様
※ダイヤモンドは会場内の特設ショップでお渡しします。
■Liquem ディフォルメリング付きチケット
人気アクセサリーブランド「Liquem」の、本展が初の配色となるディフォルメリング(1個)とのセットチケット。ディフォルメリングは計3種類、ランダムでの配布となるので、どのカラーとなるかは引き換え時のお楽しみです。
※先着300枚の限定販売です。お一人様6枚限定
※サイズ:9~13号(調節可)
材:合金、プラストーン、プラパール、真鍮
料金 :一般4,200円(税込)/高大生3,400円(税込)/小中生2,900円(税込)
購入方法:ローソンチケットのみで販売(2022年5月7日(土)10:00~予定枚数になり次第販売終了)
※ディフォルメリングは会場内の特設ショップでお渡しします。
各種グッズを販売!
本展限定のスペシャルグッズを一部ご紹介!他にも、各種販売予定!
■特別展「宝石」×ハラペコラボ こうぶつヲカシ
各 3,024円(税込)
砂糖と寒天からできた和菓子の琥珀糖に鉱物や宝石のイメージを加えたアート作品のようなお菓子で大人気の「こうぶつヲカシ」。本展で展示される鉱物を琥珀糖にしました。
■リバティプリントAlexandra巾着
各2,420円(税込)
本物の宝石を総柄にしたリバティプリントの“Alexandra”を、特別展「宝石」にて復刻!
リボンとの組み合わせがかわいい巾着です。
美しい宝石を見られるだけでなく、歴史的・技術的なことも知れる素敵な展覧会ですね!