ネットギア社は「CES 2022(Consumer Electronic Show、ラスベガスで毎年1月に開催される世界最大規模のテクノロジー見本市)」において、中小規模ビジネス(SMB)向け・ホーム(コンシューマー)向けの各種新製品を発表しました。ビジネス向けでは【Orbi Pro WiFi 6】ポートフォリオの新モデル、ホーム向けではOrbiのゲーミングルーター機能追加サービスなどが発表されています。
ビジネス向け:トライバンド【Orbi Pro WiFi 6】に安価な新モデル
【Orbi Pro WiFi 6 AX5400(SXK50)】
SMB向け製品では、【Orbi Pro WiFi 6】ポートフォリオの新モデルとなる【Orbi Pro WiFi 6 AX5400(SXK50)】を発表しました。公式ECサイトでの販売価格は450ドル(ルーター+サテライトの2台セット)で、【Orbi Pro WiFi 6 AX6000(SXK80)】と同様にトライバンドメッシュWi-Fiを採用しながら、800ドル(同 2台セット)のAX6000よりも大幅に価格を抑えています。
にも対応します。
日本でも発売準備中で、2022年中には発売開始予定。
アンマネージプラススイッチ【MS108EUP】
スイッチ製品では8ポートのマルチギガビットPoE+/PoE++スイッチ【MS108EUP】が発表されました。PoE+が4ポート、Ultra 60 PoE++が4ポートという構成(全体で最大230W給電)で、全ポートが1G/2.5Gのマルチギガビット対応となっています。
日本でも1月11日から販売を開始。
ホーム向け:【Wi-Fi 6EルーターOrbi】にゲーミング機能追加
ホーム向け製品では、Wi-Fi 6E対応のOrbiルーターとNighthawkゲーミングルーター新製品、5G対応Orbiルーター新製品、そしてトライバンドOrbiにNighthawkのゲーミングルーター機能を追加する新サービスが発表されました。
【Orbiクアッドバンド WiFi 6E System】(RBKE960シリーズ)
公式ECサイトでの販売価格は1500ドル(ルーター+サテライト×2の3台セット)。
日本国内ではWi-Fi 6Eが使用する6GHz帯が未解禁のため、日本での発売時期は未定です。
【Orbi 5G WiFi 6メッシュシステム】(NBK752)
公式ECサイトでの販売価格は1100ドル(ルーター+サテライトの2台セット)。
日本での発売は未定です。
【Nighthawk RAXE300トライバンドWiFi 6Eルーター】
日本では6GHz帯未解禁のため、発売時期は未定です。
【NETGEAR Game Booster】
トライバンド以上のOrbi WiFi 6(750、850、960シリーズ)に、Nighthawk Pro Gamingが持つゲーミングルーター機能を追加するサービスです。通信遅延の少ないゲームサーバーを調査できる「Pingヒートマップ」、遅延の大きいサーバーを自動除外できる「ジオフィルター」、接続した複数デバイス間での帯域幅/通信優先順位付けなどの機能が提供されます。
同サービスはOrbiアプリから購入/追加が可能で、年額は50ドル(30日間の無料トライアルあり)となっています。米国では2022年第1四半期より提供を開始予定で、日本市場でも発売準備中です。
CES Innovation Award 2022受賞も
今回発表された【Orbi Pro WiFi 6 AX5400】、【OrbiクアッドバンドWiFi 6E System】、【Orbi 5G WiFi 6メッシュシステム】、【Nighthawk RAXE300トライバンドWiFi 6Eルーター】と、既存サービスである【Insight Business VPN】は、CESのInnovation award 2022を受賞しています。
日本に参入する製品も数多くあるので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!