https://glimpse.jp/articles/new-evscope-191219
以前、こちらでもご紹介した従来の望遠鏡よりも100倍パワフルで100倍簡単な天体望遠鏡eVscope 。クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE (キャンプファイヤー)」での支援金はなんと5000万円を突破しました。今大注目のこの天体望遠鏡を今回はさらに詳しくご紹介します。
まるでプロレベル
今までの望遠鏡では、月や4つの主要な惑星しか観察できなかったのに対し、eVscopeは宇宙にある何百もの天体などを観察することができます。そして何より、eVscopeは一般の方が太陽系外惑星を観察できる、世界初の望遠鏡です。今までどんなに良い望遠鏡を使っても、銀河や星雲は、ぼんやりとかすみ、グレーのシミのようにしか見えませんでした。
eVscopeなら、銀河も星雲も、はっきりと綺麗に観察することができます。また、アプリを使ってまるでプロレベルの自動で天体を認識し焦点を当てる特許技術と、焦点を見る者の目に合わせた形で映し出しとても鮮明で高いコントラストにより真の天体観測をリアルタイムで楽しむことができる特許技術、「エンハンストビジョンテクノロジー」により何処からでも色とりどりの銀河や星雲を観察できます。そして、eVscopeの光を増幅させるテクノロジーで、光害の影響を緩和させ、都心でもきれいな星雲や銀河を眺めることができます。
アプリで様々な情報を管理、設定
Unistellar のアプリは全ての望遠鏡の購入者が自由にダウンロードできます。アプリを使用すればWiFiからワイヤレスでeVscopeを操作いただけます。Android / iOS 対応のアプリでどんなオブジェも自動探知。正確な位置情報把握が完了すれば、観測したいオブジェを選ぶだけで、観測点に自動的にレンズを向けます。アプリではあなたの観測情報も管理します。
自分で細かく観測したいという方のためにエキスパートモードをご用意。アプリ内のジョイスティックを使い手動で夜空を冒険することも、また明るさや露出等のコンフィグも操作可能になります。
キャンペーン参加で天文学者になって科学調査に寄与してみませんか
Unistellar 「eVscope」はSETI 協会(地球外知的生命体探査)とのパートナーシップより、あなたを世界中のアマチュア天文家ネットワークにつなげ、これまでにない観測のあり方を提供します。太陽系外惑星のトランジットや超新星など、特別な天文学イベントを見ることができる他、世界的市民科学ネットワークに参加するだけで誰でも科学貢献できる環境を作ります。
わずか数分のセットアップで誰でも興味深い天体の様々なものを観測しながら詳細な科学データを収集することができます。
アプリのキャンペーンモードをONにして、観測リクエストを受け取り、あなたのeVscopeとつないで観測をしながらデータを収集するだけ。
Unistellarは実際に2019年の夏には、約160光年先と280光年先に木星規模の太陽系外惑星のトランジットを観測し、2019年9月には、Orus(小惑星)の掩蔽を誰よりも早く観測することに成功したことからNASAのルーシー(Lucy)計画にも貢献しました。
eVscoope本体への支援金額は259,800円~ 、お届けは2020年5月頃を予定しています。
神秘的な銀河の世界を自分で簡単に観察ができるだけではなく、もしかしたら人類の発展に寄与できるかもしれないだなんて、この壮大なロマンに投資してみる価値はあるかもしれません。