日本全国のシルク技術を結集し、“エクストリームシルク”を開発し、アウトドアをアップデートする高機能スカーフブランド「Feuille de Cocoon（フィーユ ド ココン）」から洗えるシルクスカーフ【エクストリームシルクDURE（デュレ）】が発売されました。
実はものすごいアウトドア向きな素材、シルク
シルクスカーフと聞くと、丁寧に扱わなくてはならない、ちょっと敷居の高いもの、と思っている人も少なくないのでは？最近ではベルトをうまく使って洋服の一部に取り入れたり、鞄の持ち手に巻いてみたり、はたまたパーツを使ってスカーフ自体をバッグにしたり、その使い道はかなり広がっています。
そんなシルクスカーフをアウトドアで使う、と聞いたら驚きますよね？でも【エクストリームシルクDURE】はアウトドアでも使えるシルクスカーフなんです。
そもそもシルクスカーフって通気性や保温性もあるため、夏は涼しく、冬は暖かくしてくれる万能生地。さらに吸湿／放湿性に優れているのですぐに乾いて便利。布に発生しがちな静電気も起きにくく、紫外線もカットしてくれるという実はアウトドアにピッタリな素材だったんです。
ただ繊細だし洗えないし、まさか本当にアウトドアに持っていこうなんて人はいない。アウトドアでも使えるシルクがあればいいのに・・・。それが【エクストリームシルクDURE】！
なぜアウトドアで使える？【エクストリームシルクDURE】の製造工程
なぜあのシルクがアウトドアでも使えるのか？それは日本中の絹産業の知恵を集めたからなんです。
シルク生地
シルクの軽さはそのままに、より丈夫な別注生地を作りました。タテ糸になんと17,346本もの生糸を使って織りあげています。
ハイパーガード加工
シルクは光沢、着心地、質感の高さがある一方で、高価なのにスレに弱いことが弱点でした。独自開発の薬剤を繊維の内部にまで浸透させる技術で摩擦に強く、洗濯による劣化・シワの発生を低減し、スレに強く洗えるシルクスカーフへと昇華！
防炎加工
シルクスカーフにはあまり想定していない防燃加工をあえてしました。布を燃え拡がりにくくする加工で、防炎カーテンなどに使われる延焼を抑える技術を施しました。
※燃えないというわけではありません
こだわったのは生地だけではない
せっかくの高機能シルクスカーフ、ただそれだけではもったいない！使いやすさ、そしてデザインにもこだわりました。
横浜からアフリカ・中東へ輸出したスカーフをベースに
昭和30年代に横浜から世界に輸出した横浜スカーフアーカイブの中から、ヨーロッパテイストのデザインではなく、アウトドアにも合うポップで明るいアフリカンデザインを選び出し、丁寧にオリジナルデザインを作り込みました。
（＊50年以上経過した著作権保護対象ではないものから選んでいます）
参考：横浜スカーフアーカイブ・・・昭和32年から約30年間、輸出時の認定用提出物として当時の横浜スカーフ組合へ提供していた生地等の実物資料。保存目的ではなかったため、切れ端や未縫製のものなどが多い。商業史、文化史様々な観点から学術的にも貴重な資料。現在は横浜市の工業技術支援センターが保存・管理。
多用な使い方ができるハトメ付き
スカーフの角1か所にハトメがついています。写真のように通すだけでスカーフを身にまとうことができるので、スカーフリングなどを準備する必要がありません。
大きいサイズでもクシャっと巻いてハトメに通せば簡単にきまります！
これならタウンユースでも使えますよね。
さらに、ハトメと反対側の角につけられた品質タグも穴状になっているので、キャンプで使って洗ってフックなどにかけて乾かすことができます。洗濯ばさみの跡やロープにかけて干してできる線がつかないのが嬉しいですね。
商品詳細
サイズ：DURE110 約110×110㎝ / DURE55 約53×53㎝
サイズはDURE110のビッグサイズとDURE55のバンダナサイズの2種類。ビッグサイズは大人でもしっかり身体を包むことができる万能サイズ。バンダナサイズは首や頭に巻いてワンポイントになるのでいつものアウトドアがぐっと映えますね。
生産国：日本
素材：絹100％
＊永く使っていただけるよう手洗いを推奨しています。
（洗濯機でも洗えますが生地保護のため、洗濯ネットをご使用ください。）
＊機能加工は繊維の中まで浸透していますが、徐々に効果は薄れていきます。
＊防燃加工は、完全に燃えなくなる”不燃”加工ではありません。
＊天然繊維のため糸の太さが均一ではなく、ごく小さな節が見受けられる場合があります。また、節の箇所等はプリント柄が浸透していない場合があります。