多くの人で溢れるCES 2020のJAPAN TECHブースの中で、一際多くの人を引き付けていたのは1枚の美しい板でした。
お洒落な家具屋さんにありそうな、リアルウッドのディスプレイには、mui Lab株式会社が提唱する新しいテクノロジーの概念が凝縮されています。
この製品は「mui」と呼ばれ、老子の「無為自然」の考え方に共感して生み出された「Calm Technology (穏やかなテクノロジー)」という新たな概念と生活体験をもたらすプロダクト。
テクノロジーを自然な状態で取り入れられるように、デザインからユーザー体験まで繊細に作り上げられています。
機能面も充実
気になる機能については、天気予報の確認、家族のスマートフォンとのメッセージの送受信、Sonosスピーカーで再生している曲の操作、Phillips Hueライトコントロール、深呼吸ガイド機能、タイマー機能と日常で必要な機能がギュッと詰まっています。タッチセンサーの感度もバッチリでした。
また、実際に見せていただいて感動したのは、使う人への温かい想いを感じるUI/UX。
特にグッと来た部分を動画で撮らせていただいたので、ご紹介したいと思います。
◇こちらは、タイマーを設定する時の動き。ドット1つが1秒の設定になっていて、指で線を引いてタイマーを設定できます。テクノロジーの中に視覚的・触覚的な温かさを感じられますね。
◇こちらは深呼吸を促すガイド。吸って・吐いてをバーの太さで表してリードしてくれます。就寝前や起床時、そっと木に触れて深呼吸ガイドを使う。これぞ、最先端技術と人間的な生活の融合だと感じました。
1月20日現在、indiegogoを通して購入が可能だそうです。
また、実際に見られる場所も関西・関東を中心に複数あるそうですので、お近くの方はぜひ実際に見てみてください。写真や動画以上に、良さを感じていただけるはずです。
詳細や最新情報は公式サイトからご覧ください。