労働環境の根本的な変化を踏まえ、フレキシブル・ワークスペースの大手プロバイダーの一つであるrent24社は、今後のビジネスモデルの方向性を変える節目を迎えました。ヨーロッパ、アメリカ、アジアですでに70以上の拠点を持つ同社は、メタバースで最初の拠点をオープンする予定です。
同社のメタバースへの進出について、創業者であるロバート・ブクヴィッチ氏は
「パンデミックによって人々のコラボレーション方法が変わる中、バーチャルワークの普及はかつてないほど広がりを見せています。今こそ、同僚とソーシャルに繋がりながら、安全に仕事やコラボレーションができる完璧なバーチャル環境を作る時です」
とコメントしています。
メタバース企業との提携で不動産業界に新たな方向性
この未来志向のワークスペースを作るため、同社はデジタル資産管理、分散型金融(「DeFi」)、非代替性トークン(「NFT」)において業界をリードするメタバース企業であるPRIMARY社と提携しました。PRIMARY社はすでに次世代不動産マーケットプレイスを設計しており、企業の暗号通貨であるPRIMARYコインは2022年2月23日にローンチされます。このコインは、www.primary.io と uniswap.org で利用できるようになる予定です。
PRIMARY社との共同事業は、評価の高い仮想経済への歴史的転換を意味し、不動産界で唯一無二の出来事です。
「メタバースへの移行という決断は、rent24の戦略的方向性を新たにしただけでなく、新しいビジネス次元をもたらしたのです。実際、何百万人もの人々を受け入れることができる物理的な場所は、この世界にはありません。一方、メタバースにある弊社のワークスペースでは、無限の才能やビジネスパートナーと簡単に繋がることができます」
とブクヴィッチ氏は続けます。
rent24社について
rent24社は、フレキシブル・ワークスペースを提供する世界有数のプロバイダーです。柔軟な労働環境だけでなく、革新的な食事やフィットネスのコンセプトも組み合わせ、独自の感性で会員に充実したサービスを提供しています。2015年に創業者のロバート・ブクヴィッチ氏によってベルリンで設立され、ヨーロッパ、アメリカ、アジアに70以上の拠点を網羅しています。
PRIMARY社について
PRIMARY社は、仮想不動産を管理するための分散型プラットフォームです。同社は、メタバース経済がもたらす変革的な影響を通じて、パートナーが不動産取引を最大化し、売上を伸ばしながら投資を拡大できるようにすることで、業界共通の弱点を解決することをミッションとしています。
プロパティdAppを中核とする同社のエコシステムには、異なる世界間でメタバース・プロパティを取引するための初のマーケットプレイスが含まれており、参加者はブロックチェーン上でNFTに裏付けられた仮想不動産資産を売買、リース、取引できるようになっています。
ついにワークスペースまでもがメタバースへ移行する時代!今後の展開に目が離せませんね。