【1万円未満でこのクオリティ!?】Black Shark JoyBuds Proが想像以上の超コスパワイヤレスイヤホンだった【レビュー】

Black Shark 5シリーズと一緒に発表された完全ワイヤレスイヤホン JoyBuds Pro!
レビュー用にサンプルをお借りしているのですが、今まで使っていたワイヤレスイヤホンよりお気に入りの音がして、もはや本命として使用しています(笑)

このクオリティで1万円未満はヤバい!!

ということで、今回はJoyBuds Proの使用感をレビューしていきたいと思います!

充電ケースはノーマルサイズ

まずは外観から
充電ケースを、私がこれまで使用していたRadiusのHP-T50BTと比較してみましょう

厚さはJoyBuds Proの方が少し薄いですが、幅はHP-T50BTの方が狭くてコンパクトに見えますね

HP-T50BTはとてもコンパクトなモデルとして作られているので、JoyBuds Proは比較的ノーマルなサイズだと思います!

ポケットには難なく入るのでご安心ください


充電はBlack Sharkシリーズと同じUSB-Cで行うことができます
HP-T50BTはマイクロUSBだったのでケーブルの管理が大変だったのですが、スマホと同じUSB-Cが利用できるのはとても快適ですね!

形状はうどん(Airpods)タイプ

ケースを開けて本体を確認してみましょう!

形状はアンテナが伸びているタイプ
通称「うどん」やAirpodsタイプと呼ばれるものですね

これまで私はカナル型(耳栓型)を使用していましたが、そちらに比べて耳から外す際にうどん部分を掴めばいいのでそこが便利だな~と感じますね

高音・低音のバランスが絶妙!
テクノなどの複雑な曲も快適に聴ける

私はそこそこオーディオ機器や音質にこだわりがあり、しっかりした値段のイヤホンを購入するときは実際に試聴できるイヤホンショップに行くようにしています

そんな中、数年前にリーズナブルで高音・低音のバランスが良いなと思い購入したのがRadius HP-T50BTでした


では、JoyBuds Proはどうかというと、こちらも高温・低音のバランスがとても良いと感じました!

特に、様々な種類の音が重なるテクノなどをよく聞くのですが、JoyBuds Proはしっかりと音の層を聞き分けることができるくらいバランスの良いイヤホンだと感じます


また、「オケはとてもよく聞こえるけれど、ボーカルが埋もれてしまう…」といったこともなく、全体を満遍なく聞き取ることができました

高精度のノイズキャンセリング機能搭載!
さらにShark Spaceと連動で細かい設定もできる

使用していて特に驚いたのは1万円未満にもかかわらずしっかりしたノイズキャンセリング機能が付いているところです!
さらに、このノイズキャンセリングにはいくつかモードがあり、それをBlack Sharkなら「Shark Space」、それ以外の端末でも「Shark Arsenal」というアプリで切り替えることができるのです!

Shark Spaceの下に表示されている箱のアイコンをタップするとアプリ連携できるBlack Shark製アクセサリーが表示されるので、JoyBuds Proを選択すると、ノイズキャンセルなどの設定が行えます


iPhoneや他のAndroid端末では「Shark Arsenal(ブラックサメ道具箱)」というアプリを入れることで同様の設定を行うことができます

※iOS端末はApp Storeからダウンロード可能です
※Android端末はGoogle Play Storeからのダウンロードができません
 こちらのBlack Sharkが提供するサイトからapkファイルをダウンロードが可能です

ルーチンモード

ノイズキャンセリングなどの無い普通のイヤホンと同じ状態のモードです
下記2つのモードどちらも使わなくて良いなという時は一番ノーマルかつ電池の持ちが最もよくなるこちらがオススメです

透明性モード

JoyBuds Pro搭載のマイクから外の音を取り込むモードです
外出中や仕事中など、外の音もしっかり聞きたいときにオススメです

ノイズリダクションモード

周囲の音を遮断するモードです。
さらにここから5種類の遮断方法を選ぶことができます。

【風切り音低減】
風切り音に特化したモードです
ランニング中などにオススメ

【ディープノイズリダクション】
一番強力に音を遮断するモードです
音楽などを流していないと少し耳に圧迫感を感じますが、音楽が流れていれば違和感はありません

【バランスノイズリダクション】
中間くらいの力で音を遮断するモードです
ディープほど圧迫感を感じないので音楽を流さずに耳栓としても利用できます

【マイルドノイズリダクショ】
一番省力で音を遮断するモードです
人の話し声くらいなら違和感なく聞こえます

【自己適応型モード】
周囲の音の変化に合わせてキャンセリングの力が切り替わるモードです
激しく周囲の音が変わる場所だと何度も切り替わって鬱陶しく感じてしまう場合もあります


そして各モードに切り替えるとAIアシスタントシャークちゃんをはじめとしたBlack Sharkのキャラクターがモード名を読み上げてくれます

残念ながらまだ中国語、英語にしか対応していませんが、今後日本語版音声が入るかも…?

ヘッドセットモードやイコライザで聴こえ方を変更可能

アプリとの連携はこれだけではありません!

ヘッドセットモードというメニューから「音楽」「ゲーム」の2つを切り替えることができ、それぞれ音の聞こえ方が変わります。

音楽モード

様々な音を幅広く聞こえるように調整されています。

ゲームモード

より没入感を感じられるよう、奥行きのある音になるよう調整されています。
さらに、5G通信の場合、音声の遅延を85msまで抑えられるようになります。


ただ、正直な感想としてはやはりゲームを本格的にするなら有線イヤホンで遅延ゼロを目指した方が良いかなと個人的には感じました。
その場合は、こちらのType-Cイヤホンがおすすめです!


さらにイコライザ調整で聞こえ方を変更することができます。
細かい数値での調整ではありませんが、ロック、人気、クラシック、ジャズといったモードに切り替えができます

私は規定が一番お気に入りでしたが、ぜひお気に入りのモードを探してみてくださいね!

前モデルからスペック的にも超パワーアップ!

これまでもBlack Sharkからいくつかワイヤレスイヤホンは出ていますが、今回登場したJoyBuds Proはそれらを大きく上回るパワーアップをしています!


ノイズキャンセルの仕組みが前モデルのECNから、より強力なANCへ

ノイズキャンセリングの方法が、前モデルJoyBudsのENCからANC(アクティブノイズキャンセリング )へグレードアップ
マイクから取り入れた音をデジタル技術で打ち消すことでより強力なノイズキャンセリングが可能となりました

-40dBのディープノイズ低減

前述のANCによって、ノイズ低減の数値はノイズキャンセリング機能搭載機種の中で上位に食い込む-40dBとなりました

aptx Adaptiveコーデック

高音質かつ低遅延という非常に優れたコーデックaptx Adaptiveに対応しています

ケース込での再生時間が前モデルの28時間から、30時間へ

前モデルJoyBudsが

イヤホン単体:6時間
ケース:22時間
合計:30時間

だったのに対して、
JoyBuds Proは

イヤホン単体:10時間(※)
ケース:20時間
合計:30時間

と、イヤホン単体の時間が大きく伸びています!
※ノイズキャンセリング機能を使用した場合イヤホン単体の再生時間は5.5時間となります


前モデルとのスペック比較


JoyBuds(前モデル)JoyBuds Pro(最新モデル)
オーディオコーデック メーカー公表値無しaptx Adaptive
ドライバー14.2mm
12mm
ノイズキャンセルENCANC
dBメーカー公表値無し-40dB
遅延(ゲーム時)85ms85ms
遅延(音楽・動画等)30ms40ms
防水・防塵IPX4IPX4
マイク2基3基
充電Type-CType-C
再生時間イヤホン単体:6時間
ケース:22時間
合計:28時間
イヤホン単体:10時間(※)
ケース:20時間
合計:30時間
※ANCがONの場合5.5時間
アプリ連携可能可能

総評:1万円未満でこのボリュームはお得すぎる!

というわけでBlack Shark JoyBuds Proのご紹介でした!


私の感想としては、1万円未満にもかかわらず

・高精度なノイズキャンセリング機能搭載
・Shark Spaceやアプリとの連動が可能
・イコライザで聴こえ方の変更ができる

と、とても盛りだくさんの機能を搭載しており

さらに音質も高音・低音のバランスがしっかりとれたイヤホンなので、幅広い曲を聴くことができます
「絶対低音重視じゃなきゃだめだ!」とか「高音域に強いこだわりがある」という人でなければオススメの1台です


ぜひリーズナブルなワイヤレスイヤホンが欲しいという方はチェックしてみてください!

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