1年を通してほぼ座りっぱなしのデスクワーカーが、近年注目しているスタンディングデスクをご存知ですか?眠たい午後も立ったまま作業することでスッキリをキープできるという代物ですが、これが如何せん高い。しかも余分にスペースを取るので、おいそれと気軽に導入できるものではありません。
それなら今あるデスクでスタンディングしようじゃないかと言うことで、極薄PCスタンド『MOFT』がさらに進化。スタンディングに対応した『MOFT Z』が登場しました。
サンプルを実際に使ってみたので、「デスクワークで背中や腰が限界・・・」という方は要チェックです。
『MOFT』シリーズを知っていますか?
初代『MOFT』は“世界最薄クラスのノートPCスタンド”として2019年に国内のクラウドファンディングに登場し、約3,800人もの支援者を獲得。
次いでタブレットやスマートフォンに使える『MOFT X』が登場。付属のマグネットシートを併用するとホルダーにもなるとして、大きな反響を呼びました。
『MOFT』シリーズの特徴は繰り返し貼って剥がせる特殊な粘着シートと、数mmという厚さに収納できる折りたたみ構造、そしてスタイリッシュなデザインです。
最新モデルの『MOFT Z』では粘着シートこそなくなったものの、高いデザイン性と携帯性、それから折りたたみ構造を継承。
25°・35°・45°・60°の4段階に加えて、スタンディングにも対応した5段階のスタイルチェンジが可能となっています。
5段階変形であらゆるスタイルにフィット
前のトピックの画像からも分かる通り、『MOFT』シリーズ愛用者としては最新モデルを一足早くお試しできることに震えるほど喜びを感じています。
とにもかくにも早速開封しようじゃないかということで、ダンボールを開封した最初の感想は「箱デカいな」と。
それもそのはず、本体サイズは23.9×27.9×1.2cm(折りたたみ時)ですので、初代『MOFT』を2枚並べたほどの大きさがあります。
これまでのモデルと比べるとちょっと重さ(890g)が気になりますが、市販のPCスタンドに比べれば十分軽いです。
厚みを実際に計測してみたところ、おおむね公式発表通りのようです。
薄さにこだわるプロダクトだとたまに”盛っている”ケースがありますが、その心配はありませんでした。
デザイン良し、厚み良し、となるとやはり気になってくるのはその構造。どういう仕組みなんだろうととりあえず開いてみました。
座って使用するときは25°・35°・45°の3段階。マイキーボード制を導入している方は45°で使うのがよさそうです。
立って作業できることの喜びを実感
立って作業できることの喜びを実感
隅々までチェックしたところでいよいよ使ってみます。
今回はデバイスに貼らないので、汎用性の高さに期待です。
パッケージの写真を見ながらセットしていきます。25°と45°にセットするときは、ノートPCを固定するためのフックパーツを目印にしましょう。
ちなみに1回目こそ手間取りましたが、やり方さえわかってしまえば変形には5秒とかかりません。
どちらかというとイスを邪魔にならない場所に移動するほうが時間がかかりました。
私自身スタンディングデスクには以前から興味がありましたが、スペースと価格の問題で手が出ずにいた一人です。ダンボールを積んでみたりプリンター置いてみたりと本当にいろいろやりました。
しかし、“スタンディング難民”は本日で終了です。『MOFT Z』に出会えてよかった。
イス、片付けようかな
これは『MOFT Z』を使って3日間ほど実際に作業してみた素直な感想です。
運動不足が気になってイスをバランスボールにしたりと意識高めなこともしましたが、人間は座るよりも立っている方が自然な気がします。
今回のウイルス騒動をキッカケにして、今後はリモートワークを積極的に活用する企業が増えるかもしれません。
長期に渡るデスクワークで身体のあちこちに痛みが出ている方はもちろん、現在の作業環境に不満がある方は、『MOFT Z』をぜひお試しください。