体温で発電する機構を備えたMATRIX PowerWatchシリーズの2019年モデル「MATRIX PowerWatch Series 2」のスペシャルエディション、Premium(プレミアム)とLuxe(ラクス)モデルを実際の画像と共にご紹介します。
両モデルとも機能的にはベーシックモデルであるPowerWatch Series 2と変わりません。異なるのは完全にケースの素材、色とベルトのみ。最上位モデルであるLuxeはベーシックモデルと比較して2万円も高くなりますので、果たして「買い」なのか否かも考察していきたいと思います。
MATRIX PowerWatch Series 2 Preimum
MATRIX PowerWatch Series 2 Premium(マトリックス パワーウォッチ シリーズ 2 プレミアム)はケースの側面がシルバーカラーのチタン仕上げになっており、ステンレススチールのブレスレットが採用されています。
Premiumのケースはシルバーのチタンフィニッシュとなっています。実物を見てみると、ケースの色味が変わるだけで、ずいぶんと印象が変わります。Premiumを見た第一印象は「質実剛健」、ビジネスシーンでも問題なく使用できそうです。このモデルを見た後だとベーシックモデルのSeries 2 はかなり武骨な印象を受けますね。
Premiumはブラックのステンレススチールのベルトが標準です。ベルトの色味は若干艶のあるブラックで使い勝手の良い印象を受けます。コマを外して長さを調整するタイプのベルトで、比較的カンタンに長さ調整ができます。
MATRIX PowerWatch Series 2 Luxe
MATRIX PowerWatch Series 2 Luxe(マトリックス パワーウォッチ シリーズ 2 ラクス)は、Series 2 最上位のラグジュアリーモデル。サファイアガラスとチタン仕上げによるケース、ベルトにはステンレススチールのミラネーゼストラップを採用。
Luxeのケースはゴールドのチタンフィニッシュです。ベージュ系のゴールドで品のある色味で、文字通りラグジュアリーな印象を受けます。
そしてLuxeの見た目の印象に大きな影響を与えているベルトは、ステンレススチールのワイヤーを編み込んだメッシュベルト。Premium用のベルトと同色のブラックで、かなりドレッシーな印象を受けます。問題は、H型リンクとバックル部の穴により調整することができるのですが、 長さの調整できる幅が他のモデルよりもかなり狭い点です。試してみた結果、手首の周りが17.5cmよりも細い人は弛めになってしまう可能性が高いという結果でした。
まとめ
PowerWatch Series 2のスぺシャルエディションであるPremiumとLuxe、両モデルとも、一見で受ける印象はかなり異なります。
「質実剛健」のPremiumはビジネスシーンでの仕様を検討されている方には良い選択肢であると思います。もし、市販のステンレススチールのベルトへの付け替えを検討されている方がいらっしゃれば、このモデルが一番汎用性が高いでしょう。
Luxeはベルトの長さ調整の幅が狭く、仕様に少し問題があると感じました。しかし、ケースのゴールドは非常に控えめな品格を感じますし、編み込みのベルトも本体の印象に良くマッチしています。サイズが合う方で予算に余裕がある方であれば、間違いなく、選択肢に入れる価値はあります。