外観
カラーは「Xシャドウブラック」。角度をかえるとXマークが淡く輝きます。
前機種のBlack Shark 4と似たデザインですが、Black Shark 4Proの方がマットな仕上がり。指紋がつきにくく、さらさらと滑らかな触り心地で持ちやすいです。
カラー
「Xシャドウブラック」カラーの他に「無地コスモスブラック」カラーもあります。よりシンプルなデザインが好みの方はこちらもオススメです。
簡単にスペック紹介
- Qualcomm Snapdragon 888
- リフレッシュレート 144Hz
- タッチサンプリングレート 720Hz
- 大容量バッテリー、120W急速充電対応
- サンドイッチ液体冷却システム
実際にゲームをプレイしたときの感想
スムースな動きも高画質もできる
フラグシップ級のプロセッサを搭載し、メモリ速度も向上、リフレッシュレートも144Hzを誇ります。
実際にゲームをしていても、高画質設定や高fpsの設定にしたときにカクつきが少なく快適にプレイできます。
対応画質・フレームレート
ゲームごとの対応画質、フレームレートをご紹介します。
【PUBGモバイル】
PUBGモバイルでは「HDR+極限」「FHD+ウルトラ」に対応しています。
【原神】
原神では「画質:最高」「フレームレート:60」まで対応しています。
発熱はあるものの暖かく感じる程度
Qualcomm®Snapdragon™888が搭載されていることでハイスペックな分、気になるのは「発熱」。
結論から言うと発熱は、暖かい程度でおさまる事がほとんど。持てないほど熱くなるシーンは少な目です。
大容量のゲームアプリをインストール完了後、そのままゲームをプレイしても、ほんのり暖かい程度でした。こういった操作をすると持てない程熱くなるスマホが多いので驚きました。
Black Shark 4 Proは液体冷却ユニットに挟まれた「サンドイッチ構造」なので、冷却性能にかなり優れています。
Black Sharkから公式で出ている冷却ファンもあります。冷却をサポートしながら、よりゲーミングにBlack Shark 4Proをカスタマイズできるのでオススメです。
▼冷却ファンはこちら
立体的な音響で、臨場感がスゴイ
ゲームをプレイしていて、まず衝撃を受けたのが音響のすごさ。スマホとは思えない立体感と再現度。本当にゲームの中に入ってしまったかのような錯覚を覚えました。
踏みしめた草の音や遠くで鳴る風の音など音の距離感まで鮮明で没入感がすごかったです。個人的に原神のオープンワールドで散策するのが好きなので、この没入感はよりゲームの世界観を肌身に感じられて嬉しく思いました。
この音響の秘密は、スピーカーがスマホ本体上と本体下に分かれていること。音の発生源の方向性が分かりやすく、横持ちしている時の音響の聞きごたえが普通のスマホとは違います。
3.5mmオーディオジャック対応
イヤホンケーブルを挿すことが出来ます。低遅延で小さな物音までしっかり聞きたい人には嬉しいですね。
ポップアップトリガーですぐに技を繰り出せる
Black Shark 4Proにはポップアップトリガー(物理ボタン)が搭載されています。いわゆるゲーム機のLRボタンのようなものです。こちらのボタンを画面のタップ操作に割り当てる事ができます。
試しに、原神の元素スキル(A)と元素爆発のボタン(B)に割り当ててみました。これで物理ボタンを押すことでも技を出せるので誤操作が減らせます。
ゲームをしながらネットもできる
ゲーム画面上で別ウィンドウを開いて、サイトやSNSを見る事ができます。マッチング中の暇つぶしや、攻略サイトを見ながらのゲームなど使い方はいろいろ。
Shark Spaceでカスタマイズ自由
Shark Spaceではゲームごとに設定をカスタマイズできます。今回は主な設定をご紹介します。
ゲームのパフォーマンスを設定できます。大事なバトルでパフォーマンスを極限まで高めたり、充電を温存したい時は標準的なレベルにしたりとシーンに合わせて使い分けできます。
タッチの感度を事細かに設定できます。プレイングや好みに合わせて変えられるのは嬉しいですね。
ディスプレイの更新頻度を変えられます。高くするほど、よりスピーディな画面描画になります。その他色合いなども変えられるので、視認しにくいターゲットも見えやすくなるかもしれません。
オーディオの設定もあります。なんとボイスチェンジャー付き。女性の声や男性の声に自分の声を変えられるのは面白いですね。
…ここまで紹介したShark Spaceでできるカスタマイズは一部です。他の設定項目については商品ページをご覧ください。
普段使いには向いている?
全体的な使い心地
日本語に対応しているので設定なども普段のスマホと同じように出来ます。なによりスクロール時の滑らかさは格別。ちょっとした操作も気持ちよく出来ます。
技適にも対応。ドコモ、au、ソフトバンクなど日本のキャリアでも使えるので、simカードを入れて電話やインターネットをすることも出来ます。
関連記事:【Black Shark 4 Pro】日本モデル 対応キャリア・対応バンド表
メモリ容量
メモリ容量は256GB。私の場合、PUBGモバイル、原神とメールやYouTubeなど普段使いのアプリを入れているのですが、残り200GB以上のストレージが空いています。大容量のゲームアプリを複数いれる場合も十分対応できそうです。
セキュリティ
セキュリティは指紋認証と顔認証に対応。電源ボタンに指を置くことで指紋認証が行われます。
重さ
Black Shark 4Proの重さは220g。軽めのスマホに慣れている人だと重たく感じるかもしれません。
私自身、普段は軽いスマホを使っているので重みをずっしりと感じました。ですが、慣れればゲームプレイは普通に出来ますしスマホスタンドなどを活用すればそこまで支障は感じません。
カメラ
上の画像はBlack Shark 4Proのリアカメラで撮影した写真。高解像度の写真が撮れます。左下の文字は設定で消すことも出来ます。
防水
IPX2の防水レベルです。ちょっとした水滴であれば問題ありません。水没させる可能性が高い場所での使用は難しいですが、普段使いで少し雨が当たる程度なら大丈夫そうです。
充電
4500mAhバッテリーで大容量。電池残量が少なくなっても充電スピードが速いのでストレスになりません。
スピーディーに充電ができる120W急速充電器も付属品でついてきます。
スマートアシスタント「シャークちゃん」
Black Shark 4Proにはスマートアシスタントのシャークちゃんがいます。タップすると日本語でリアクションしてくれます。
またBlack Shark 4Proではシャークちゃんのボイス集や短いストーリーもあるので、ぜひ購入して確かめてみてください。
さらに待ち受け画面にシャークちゃんを設置したり、早朝の目覚ましでシャークちゃんに起こしてもらう事もできます。シャークちゃんファンには嬉しい機能です。
もちろんこれらのシャークちゃん機能はオフにもできますので、お好みでご利用ください。
比較:Black Shark 4 Pro vs Black Shark 4
4Proと4のどちらにしようか迷っている方に向けて、両機の主な違いをご紹介します。
処理や描画のスペックが向上
Black Shark 4Proでは、フラグシップ級のプロセッサを採用。GPUのスペックも上がっています。より高スペックのスマホでゲームを楽しむならBlack Shark 4Proがオススメです。
Black Shark 4Pro | Black Shark 4 |
Qualcomm Snapdragon 888 、 SDX65、3.2GHz Qualcomm®Adreno™660GPU | Qualcomm Snapdragon 870 3.2GHz + SDX55 Qualcomm Adreno 650 GPU |
RAM+ROM
日本モデル(技適対応)では、Black Shark 4Proの方が容量が大きいです。たくさんのゲームアプリを入れたい方、写真や動画をよく取る方はBlack Shark 4Proがオススメです。
Black Shark 4Pro | Black Shark 4 |
12GB + 256GB | 8GB + 128GB |
メインカメラ性能
メインカメラの性能はBlack Shark 4Proの方が上です。ゲームだけでなく普段使いも考えている方には気になるポイントかもしれません。
Black Shark 4Pro | Black Shark 4 |
6400万画素 | 4800万画素 |
価格
価格においてはBlack Shark 4の方が2万円ほど安いです。
Black Shark 4Pro | Black Shark 4 |
80,000円(税込) | 59,800円(税込) |
総評
トップクラスのスペックのスマホを手の届く価格でゲットするならBlack Shark 4 Proがオススメです。冷却性能が優れているおかげで発熱が抑えられているのも嬉しいポイントです。
容量も大きく、防水、日本モデルなので、普段使いとして使いながら大容量のゲームアプリを複数入れる使い方もできます。
今のスマホでは大事な場面でカクつく、容量が足りずゲームのアップデートのたび困っている…そんな方は是非Black Shark 4 Proをゲットしてみてはいかがでしょうか。