超短焦点プロジェクター用スクリーン【VIVIDSTORM】をレビューしていきます。実際に投影したときの見栄えや使い心地などをご紹介します。プロジェクターはXGIMI AURAを使用しています。
左:展開したスクリーン 右:収納したスクリーン
重さがそれなりにあるので最初の設置は大変。ですがリモコン1つでスクリーンをかんたんに収納・展開できるので設置さえ済めば、かなり楽ちんです。
壁沿いに設置すればあまり場所を取らないので、大画面と広々とした部屋を両立できます。
【目次】
実際の投影
暗い部屋で投影
暗い部屋でスクリーンに投影するとこんな感じ。グレーのスクリーンですが、白色がしっかり表現され、細やかな海の波まで綺麗に見えます。
そして、プロジェクターが苦手な黒色の表現をサポートしてくれるのもグレーのスクリーンならでは。
明るい部屋で投影
VIVIDSTORMは明るい部屋でも大活躍。電気をつけた明るい部屋、しかもスポットライトの真下に設置したにも関わらず、鮮やかな投影!これならテレビ代わりに昼間使うのも問題なさそう。
VIVIDSTORMと白い壁を比較
電気をつけた同じ部屋で、VIVIDSTORMと白い壁の両方に投影しました。黒っぽい映像やコントラストの低い映像だと、白い壁ではほとんど見えません。一方、VIVIDSTORMは細やかなオオカミの毛並みまで見る事ができます。
小さな文字や薄い色の文字もVIVIDSTORMなら、しっかり見えます。字幕付きの映画やニュース番組をよく見る方にもオススメです。
VIVIDSTORM スクリーン素材の光学ノコギリ構造
どうしてVIVIDSTORMは明るい部屋でも鮮明な投影ができるのでしょうか。その秘密はスクリーンの素材にあります。
スクリーンは特殊な光学ノコギリ構造をしていて、下からの光は反射し、上からの光は遮断します。
これにより、上にある照明の光を防ぎながら、超短焦点プロジェクターからの光はしっかり映し出すことができます。
スマホのフラッシュでスクリーンを照らした時の様子
実際にスマホのフラッシュをスクリーンに当ててみると、下からの光は反射していますが、上からの光は減衰しているのが見て取れます。
VIVIDSTORMは、明るい部屋でもプロジェクターを使いたい方、テレビ代わりに使いたい方におすすめなスクリーンです。
しわの無いなめらかなスクリーン
超短焦点プロジェクターでスクリーンを使う場合、少しの"しわ”で画面全体が歪んでしまいます。通常のスクリーンでは軽微な"しわ"ができやすいため超短焦点用スクリーンを選ぶ必要があります。
もちろん超短焦点用スクリーンのVIVIDSTORMなら安心。しわの無い、なめらかなスクリーンになっています。
しわの有無が分かりやすいように、格子の画像を投影してみました。四角形ひとつひとつが歪みなく、綺麗に映し出されているのが見て取れます。
スクリーン裏面のV型アーム
スクリーンの裏面は丈夫なV型アームで支えられ、テンションでスクリーンがしっかり引っ張られ、しわを防止しています。
リモコンでかんたん展開・収納
スクリーンはリモコン1つで簡単に収納・展開ができます。
左:展開したスクリーン 右:収納したスクリーン
ソファに座ったまま遠隔操作できるので快適です。
価格&お得にゲットする方法
価格(税込) |
247,000円 |
価格は約25万円。原則、設置工事不要なので追加費用をあまり考慮しなくていいのは嬉しいポイント。
しかし通常のスクリーンと比べるとお高め。リモコン操作できて、高クオリティな超短焦点スクリーンであれば仕方ないのかもしれません。
総評
明るさの強いプロジェクターであっても、コントラストの低い映像は環境光に負けてしまう事もあります。そんな時VIVIDSTORMのスクリーンがあれば、昼間でも快適に動画鑑賞をたのしめます。
昼間でも、薄い色の文字や小さな文字まで見えるのは驚きました。これならテレビ代わりに使う事も出来そうです。
このサイズの大画面テレビは中々売っていませんが、プロジェクター×スクリーンであれば手が届くのも嬉しいポイントです。
またリモコンでかんたんに展開・収納できるので、ソファでくつろいだまま遠隔操作できます。
超短焦点プロジェクター生活をよりパワーアップさせたい方におすすめのスクリーンです。