XGIMI社の大人気モバイルプロジェクターであるMoGo、MoGo Pro、Halo。コンパクトなサイズ感でハイクオリティな動画を楽しめる点が特徴です。
しかし、どのタイプを買えばいいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?今回はそんな方のためにMoGo、MoGo Pro、Halo徹底比較し、写真盛沢山でご紹介します!
画質や音質、解像度、サイズ感、外観をしっかり知りたいという方は必見!また、最後には詳細なスペック比較表とGlimpseスタッフによる生の声もご紹介しています。
MoGo Pro+との比較を見たい方は下記の記事がオススメです。
関連記事:Halo・MoGo Pro+・MoGo Pro 比較レビュー! 実際に投影してXGIMIプロジェクターシリーズの違いを比べました
【目次】
- XGIMI社のHalo、MoGo Pro、MoGoの概要
- 外観の比較
- 本体サイズの比較
- 重量の比較
- 投影解像度の比較
- 明るさの比較
- 投影サイズの比較
- スピーカーの比較
- 価格の比較
- 消費電力の比較
- Glimpseスタッフが選ぶオススメ
- 選び方のポイント
- スペック一覧
XGIMI社のHalo、MoGo Pro、MoGoの概要
中国の巨大なプロジェクター市場でトップシェアを誇る「XGIMI(ジミー)」。過去5年間でデザインやイノベーションの賞を25個受賞している実力派のプロジェクターメーカーです。
そんなXGIMI社が出すHalo、MoGo Pro、MoGoは、コンパクトなサイズにもかかわらず、音質・画質ともにハイスペックで大人気商品となっています。
Halo 商品ページ MoGo Pro 商品ページ MoGo 商品ページ
外観の比較
画像は全て左からMoGo、MoGo Pro、Haloの順で並んでいます。MoGo、MoGo Proは白とシルバーを基調としたデザイン、Haloは黒とシルバーを基調としたデザインになっています。
しっかりとした化粧箱に入っています。
正面から見ると、Haloが一番大きいのが分かりますね。MoGoとMoGo Proは同じデザインです。
背面にはコネクタ類や電源ボタンがあります。
3つとも画面上部に電源ランプ、音量調整ボタン、再生/一時停止ボタンが付いています。
下には3脚取付用の穴が付いています。Haloのみスタンドが付いていて斜めに傾けることが出来ます。
Haloのスタンドを使うと画像のようになります。高さと傾きをつけられるので、多少の調整なら3脚が無くても可能です。
本体サイズの比較
本体サイズはHaloが171.5 x 113.5 x 145mmと一番大きいです。MoGoとMoGo Proは同じ大きさで146 x 105.5 x 94.5mmとなります。
MoGo | MoGo Pro | Halo | |
本体サイズ | 146 × 105.5 × 94.5mm | 146 × 105.5 × 94.5mm | 171.5 × 113.5 × 145mm |
重量の比較
MoGo、MoGo Proはどちらも0.9kg。女性でも簡単に片手で持てます。満タンの牛乳パックと同じくらいの重量感です。
Haloの重量は1.6kg。片手で持てない事は無いですが、片手だと重さを感じます。落とす心配のある方は、片手持ちは控えた方がいいかもしれません。しかし、かなり重たい訳ではないので持ち運びは十分可能です。
MoGo | MoGo Pro | Halo | |
重さ | 0.9kg | 0.9kg | 1.6kg |
投影解像度の比較
MoGo ProとHaloが同じ解像度で1920 x 1080 (1080p)です。MoGoの解像度は、3つの中で一番低く960 x 540 (540p)となります。
下記の写真は同じ映像を映した時の様子です。写真下側の木々を見ると解像度の違いがよくわかります。
また、同じ解像度のMoGo ProとHaloですが、Haloの方がよりコントラストが鮮明に映し出されることが写真からもわかります。
※写真は、暗所で壁に投影したものを撮影しています。解像度の比較として参考にしてください。
MoGoは会議資料や普通の動画を見る分には問題ない解像度です。しかし、画質にこだわって動画を見る場合にはMoGo ProかHaloがよさそうですね。
MoGo | MoGo Pro | Halo | |
投影解像度 | 960 x 540 (540p) | 1920 x 1080 (1080p) | 1920 x 1080 (1080p) |
明るさの比較
明るさはHaloがもっとも明るいです。次に明るいのはMoGo Pro、その次にMoGoとなります。画像はMoGo、MoGo Pro、Haloを並べて映像を投影したものです。
MoGo | MoGo Pro | Halo | |
明るさ | 210ANSIルーメン | 300ANSIルーメン | 600~800ANSIルーメン |
投影サイズの比較
投影サイズはHaloがもっとも大きく、最大300インチ(高さ3.7m、幅6.6m)まで大きくなります!MoGo/MoGo Proの最大投影サイズ100インチ(高さ1.2m、幅2.2m)と比べると破格の大きさです。
本当は投影サイズ比較の写真を載せたかったのですが、撮影場所が用意できないほど大きかったので断念しました。
代わりにイメージで表現すると下記の画像くらい差があります。MoGo/MoGo Proも十分な投影サイズですが、Haloならより大きな画面を楽しめます。
MoGo | MoGo Pro | Halo | |
投射サイズ | 30~100インチ以上 | 30~100インチ以上 | 30インチ~300インチ以上 |
スピーカーの比較
スピーカーはHarman Kardonのスピーカーを搭載しており、Haloが5W×2基、MoGo/MoGo Proが3W×2基となっていて、Haloが一番スペックが高いです。
聴こえ方としては、オーケストラの演奏では、MoGo/MoGo Proは楽器の音だけが聴こえている感覚でしたが、Haloはそれだけではなく楽器が震えている様子やホールに音が反射する様子までわかるような、複雑な音の重なりや深みを感じました。
Haloは臨場感のある音を出してくれるので、部屋を暗くして大音量で使うと本当に映画館にいるような気分を味わえます。アクション映画や重厚な音をしっかり楽しみたい方はHaloがオススメです。もちろん、MoGo/MoGo Proも音はいいので、どこまでこだわりたいかが決め手となりますね。
MoGo | MoGo Pro | Halo | |
スピーカー出力 | 3Wx2基 | 3Wx2基 | 5Wx2基 |
価格の比較
MoGo、MoGo Pro、Haloの価格は次の通りです。予算に合わせて選んでみてください。
MoGo | MoGo Pro | Halo | |
参考小売価格 | 44,800円(税込) | 74,800円(税込) | 96,800円(税込) |
使用時間の比較
MoGo、MoGo Pro、Haloの使用時間の目安は次の通りです。
MoGo | MoGo Pro | Halo | |
使用時間 | 最大動画4時間・音楽8時間(省エネモード時) | 最大動画4時間・音楽8時間(省エネモード時) | 最大動画4時間・音楽8時間(省エネモード時) |
Glimpseスタッフが選ぶオススメ
もし買うならどれにするか、Glimpseスタッフに聞いてみました!
- Halo派のコメント
テレビ代わりに使いたいので、ある程度明るい部屋でも綺麗に見えるHaloを選びます。オンラインのライブや映画を観るので、音質の良さも選ぶポイントでした。(30代女性)
Haloは音質も画質もいいので家で映画館気分を味わえます。映画館は話し声などで没入できないタイプなのでどうしても大画面で見たい映画があるときに良さそうです。(20代女性) - MoGo Pro派のコメント
フルハイビジョンで一通りの映像が文句なしに観られるからです。くつろぎ場所にテレビが陣取っているので、気分を変えたいときや寝ながら好きなYoutube流したりする時に使いたいです。とは言え、Haloと悩んでいるのも事実です。(30代後半女性) - MoGo派のコメント
MoGoは、HaloやMoGo Proの半額程度の価格なのに一定のクオリティはあるのが良いと思います。普段ニュースやバラエティ番組を見る分には十分です。
Halo 商品ページ MoGo Pro 商品ページ MoGo 商品ページ
選び方のポイント
MoGo/MoGo Pro/Haloの選び方のポイントとしては、使う用途、どこにこだわるか、などがあります。
使う用途で選ぶ
- 映画や音楽を楽しみたい
→Haloがオススメ - ニュースやバラエティ番組を楽しみたい
→MoGo/MoGo Proがオススメ - 色んなところに持ち運んで使いたい
→MoGo/MoGo Proがオススメ - オフィス用やプレゼンテーション用として使いたい
→MoGoがオススメ
どこにこだわるかで選ぶ
- 画質や音質にとにかくこだわりたい
→Haloがオススメ - コンパクトさや画質、音質などバランスよく兼ね備えたものがいい
→MoGo Proがオススメ - 出来るだけ価格が安いものがいい
→MoGoがオススメ
Halo 商品ページ MoGo Pro 商品ページ MoGo 商品ページ
スペック一覧
XGIMI社のMoGo、MoGo Pro、Haloのスペック比較表は以下の通りです。
MoGo | MoGo Pro | Halo | |
参考小売価格 | 44,800円(税込) | 74,800円(税込) | 96,800円(税込) |
投影解像度 | 960 x 540 (540p) | 1920 x 1080 (1080p) | 1920 x 1080 (1080p) |
明るさ | 210ANSIルーメン | 300 ANSIルーメン | 600~800ANSIルーメン |
本体サイズ | 146 x 105.5 x 94.5mm | 146 x 105.5 x 94.5mm | 171.5 x 113.5 x 145mm |
重さ | 0.9kg | 0.9kg | 1.6kg |
フォーカス調整 | 高速オートフォーカス | 高速オートフォーカス | 高速オートフォーカス |
投影方式 | DLP | DLP | DLP |
入力可能な映像解像度 | 4K(3840x2160px)、2K(2560x1440px)、1080p(1920x1080px) | 4K(3840x2160px)、2K(2560x1440px)、1080p(1920x1080px) | 4K(3840x2160px)、2K(2560x1440px)、1080p(1920x1080px) |
画面縦横比 | 16:9 | 16:9 | 16:9 |
投射サイズ | 30~100インチ以上 | 30~100インチ以上 | 30~300インチ以上 |
投影倍率 | 1.2:1 (投影距離2m:76インチ) | 1.2:1 (投影距離2m:76インチ) | 1.2:1 (投影距離2m:76インチ) |
台形補正※1 | 垂直 ±40°、水平 ±40° | 垂直: ±40°、水平:±40° | 垂直 ±40°、水平 ±40° |
上下反転投射 | ○ | ○ | ○ |
ディスプレイチップ | 0.23インチ DMD | 0.23インチ DMD | 0.33インチ DMD |
スピーカー出力 | 3Wx2基 | 3Wx2基 | 5Wx2基 |
CPU | Amlogic T950X2 | Amlogic T950X2 | Amlogic T950X2 |
GPU | Mali-G31 | Mali-G31 | Mali-G31 |
RAM | 2GB | 2GB | 2GB |
ストレージ | 16GB | 16GB | 16GB |
OS | Android TV 9.0 | Android TV 9.0 | Android TV 9.0 |
Google アシスタント | ○(リモコンや接続マイクからの音声操作) | ○(リモコンや接続マイクからの音声操作) | ○(リモコンや接続マイクからの音声操作) |
ミラーリング | Chromecast | Chromecast | Chromecast |
インプット | DC x 1、HDMI x 1、USB 2.0 x 1 | DC x 1、HDMI x 1、USB 2.0 x 1 | DC x 1、HDMI x 1、USB 2.0 x 1 |
アウトプット | ヘッドフォン x 1 | ヘッドフォン x 1 | ヘッドフォン x 1 |
Wi-Fi※2 | 2.4/5GHz, 802.11a/b/g/n | 2.4/5GHz, 802.11a/b/g/n | 2.4/5GHz, 802.11a/b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth 4.2/5.0 | Bluetooth 4.2/5.0 | Bluetooth 4.2/5.0 |
騒音 | < 30dB | < 30dB | < 30dB |
充電時間 | 約1時間 | 約1時間 | 約1時間 |
連続使用時間 | 最大動画4時間・音楽8時間(省エネモード時) | 最大動画4時間・音楽8時間(省エネモード時) | 最大動画4時間・音楽8時間(省エネモード時) |
消費電力 | 45W | 55W | 90W |
電源 | AC100-240V, 50/60Hz | AC100-240V, 50/60Hz | AC100-240V, 50/60Hz |
光源寿命 | 30000時間 | 30000時間 | 30000時間 |
同梱物※3 | 充電ケーブル(日本仕様)、リモコン、説明書 | 充電ケーブル(日本仕様)、リモコン、説明書 | 充電ケーブル(日本仕様)、リモコン、説明書 |
※1 垂直補正は自動、水平補正は手動です。
※2 屋外での5GHz帯の使用はお控えください。
※3 リモコンには単4電池を2本使用します。同梱されておりませんのでご用意ください。