【レビュー】超短焦点でコンパクトなプロジェクター「JMGO O1」なら部屋が広くなくてもOK!

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ガジェット好きの方なら誰もが1度は、「プロジェクターが欲しい!」と思ったことがあるのではないでしょうか。
こだわりのオーディオとプロジェクターで自分だけのマイルームシアターを作る!ロマンですね~

ただ、プロジェクターって導入するのは結構ハードルが高いですよね。
値段はピンキリでどれを選べばいいか迷ってしまいますし、スペックだけ見てもなかなか具体的なイメージは想像できません。

そして、特に大変なのがスペースの確保だと思います!


プロジェクターと聞いてパッと思い浮かぶのは、本体からスクリーンまでに距離が必要なものが多いかなと思います。
※こちらを長焦点プロジェクターと言います
このタイプのプロジェクターの最大の欠点は、本体からスクリーンまでの間に、光を遮るようなものを置けないということです。

おしゃれな商品イメージを見て意気揚々とプロジェクターを買ったもののスペースが確保できなくてお蔵入り…なんて経験をした方もいるのではないでしょうか。
(ああいうおしゃれな商品イメージって大体海外の家やモデルさんだったりするんですよね…日本の家は海外と比べると小さいのでそもそもそこがズレているという💦)


そんな悲しい経験をした方や、そうなるんじゃないかと思ってなかなかプロジェクター導入に乗り出せなかった方にぜひオススメしたい最新プロジェクターが日本に上陸したことを皆さんご存じでしょうか?
それこそがJMGO O1です!

先ほどまでお話ししていた本体からスクリーンまで距離が必要な長焦点プロジェクターとは異なり、下から上に光を飛ばす超短焦点というタイプのプロジェクターです。


最大の特徴は、なんといっても本体とスクリーンとの間をほとんど開けなくてよいところ!

投影したいスクリーンや壁の下にほんのちょっとだけスペースを用意すれば、簡単にプロジェクター生活を始めることができますよ!

ただ、先ほども述べた通りスペックだけ見てもいまいち想像がつかないのがプロジェクターです。
そこで今回は、このスペースが不要な超短焦点プロジェクター「JMGO O1」について詳しくレビューをしていきたいと思います!


投影した様子も見れる動画版レビューもあります!ぜひこちらもご覧ください!

とてもコンパクト!そしてシンプルなデザイン

まずは外観から見ていきましょう。
なんといっても注目したいのはサイズですね!

見ての通り非常にコンパクト!
重さも、2.3kgと両手で軽々と持ててしまいます!

身近なもので比較してみると、14インチのノートPCが一番近いサイズ感ですね!
厚み以外はほとんど同じです。

要するに、ノートPCを置けるくらいのスペースさえ用意すれば、プロジェクターが導入できるということですね!
超短焦点プロジェクターといえば、XGIMI AURAなどが有名ですが、結構大きいものが多いんですよね。
超短焦点でここまでコンパクトに収められている機種というのはなかなか珍しいんじゃないかと思います!


また、デザインにも注目したいですね!
シルバーでスタイリッシュな雰囲気もありながら、曲線的でかわいらしい感じもあります。

シックな書斎、生活感のあるリビング、暖かい寝室、どんな雰囲気のお部屋にもマッチしますね!

800ANSIルーメン&FHDの綺麗な映像を大画面で投影!

さて、続いてプロジェクターとしてのスペックを見ていきたいと思います。

投影時の明るさは800ANSIルーメンとなっています。
ちなみに、ANSIルーメンとは、ANSI(アメリカ国家規格協会)が定めた基準で測定した数値のことです。
普通のルーメンは、メーカーがそれぞれ独自の基準で測定した数値(メーカー公表値)なので、同じ数値のプロジェクターでも実際に投影してみたら差がある!なんてことがありますが、ANSIルーメンは同じ基準で測定するので同じ値で大きな差が出にくくなっています。

800ANSIルーメンのプロジェクターで代表的なものといえば、Glimpseでも人気のXGIMI Haloですね!

早速投影してみました!
完全に電気をつけた部屋だとちょっと物足りない感じがしますね💦

ただ、ちょっと部屋を暗くすればもうくっきり!
完全に電気を落とせば映画館のようなコントラストがしっかりした迫力のある映像を楽しめます!

解像度はFHDとなっています!
4Kでないのはちょっと残念なところですが、それでもとても綺麗です!

実際に投影してみた動画を用意しましたのでぜひご覧ください!


また、前述しました通り、超短焦点プロジェクターなので、壁から少し話しただけで大画面の映像を投影することができます!
具体的には24cm離すことで80インチの映像が投影できます。

「私の家の壁はこれくらいの大きさなんだけど、その場合はどれくらい離せばいいのかな?」という方もいらっしゃるかとおもいます。
そこで、投影したいサイズと、離す距離の求め方をご紹介しましょう!

0.25×投影したいサイズの横幅-20cm
で計算することができます。(投影倍率0.25:1)

例えば、60インチで投影したい場合、60インチの横幅は132.59cmなので、計算式は

0.25×132.59-20=13.1475

となります。
つまり、約13cmくらい離せば60インチで投影できるということですね。

ちなみに、壁に一番近づけて投影した場合は、横幅約99cm(45インチより少し小さいくらい)となりました。

これよりさらに小さく投影したい場合はデジタルズームという機能を利用してください。

自動台形補正、オートフォーカス、フレーム補完、低遅延など便利な機能を搭載

プロジェクターのマイナスポイントの1つに、準備の手間が挙げられるかと思います。
できるだけきれいに投影したいと思うと、角度やピントを調整したりと設置が面倒だったりしますよね。

ただ、最近は技術が進歩していて、台形補正・フォーカスを自動で行ってくれるものも多くなってきています。

そしてJMGO O1はこれらの機能をしっかり搭載していますので、気軽に持ち運んですぐ設置ができます!

結構角度があってもしっかりと補正してくれますね!

また、映像をより滑らかにするフレーム補完機能や、ゲーム時の遅延を減らすゲームモードといった機能も充実しています!

フレーム補完機能

補完レベルをオフ・低・中・高から選ぶことができます。
ただ、低・中・高の違いは少し分かり辛かった印象です。
オフとオンの差はとてもはっきりしていて、オンにするととても滑らかになりますね!

ただ、ドラマなどがヌルヌルしすぎていると違和感があるので、バラエティやスポーツ、ゲームをするときにオンにするのがオススメかなと思います。

ゲームモード

プロジェクターにゲームを繋ぐと、コントローラーの操作に対して画面の描写が遅れてしまう遅延が発生してしまいます。
そこで、できるだけ遅延を減らすことができるのがゲームモードです。
前述した台形補正やオートフォーカスは解除しなければいけないのが少し残念ですが、モニターでプレイしているときと同じ感覚でプレイすることができます!

プロジェクターで大きくゲーム画面を投影して、みんなでワイワイゲームをするのも楽しいですよね!

高級オーディオDYNAUDIOのスピーカーを搭載!

さらに嬉しいのがスピーカーを内蔵しているところです!
プロジェクター自体が小さくても、スピーカーは必ず別で付けなければいけないとなると、スペース不要とは言い切れませんからね!

カーオーディオにも採用されているデンマークの高級オーディオメーカーの7Wスピーカーを2基搭載しています!

とてもパワフルで、最大音量だと近所迷惑になるかもしれないくらい大きい音が出ます!

実際にかなり大きめの音量で音楽を再生してみた動画がこちらです!
再生前は音量注意でお願いします!

このコンパクトさでここまでしっかりした音が出るのはうれしいですね!
もちろんこだわりのオーディオを接続するのもありだとは思いますが、スペース最小限に抑えるなら内臓のスピーカーもおすすめです。

また、設定からイコライザーのように音の出方を調整することができるので、好みに合わせて切り替えてみて下さい。

動画を見るもの、お部屋を彩るのも、LUNA OSにお任せ!

さて、ここまでプロジェクターとしての基本的な機能について紹介してきましたが、ここからはJMGO O1独自の便利な機能について紹介していきましょう!

それが、Androidをベースに開発されたメーカー独自のLUNA OSです!

動画を見るためのクラシックモードと、お部屋を彩るコンパニオンモードという2つのモードがあります。

クラシックモード

JMGO O1は、インターネットに接続することで外部接続などをせずにアプリを使って動画を見ることができるいわゆるスマートプロジェクターです。

YouTubeやAmazon Prime Video、Hulu、Disney+などなど、様々な動画配信アプリをダウンロードすることができます。

また、Amazon Alexaを搭載しているので、リモコンのマイクボタンを押して話しかければ、動画を再生したり、天気を確認したりという操作が可能です。

コンパニオンモード

動画を見ていないときもプロジェクターを活躍させられるのがコンパニオンモードです!
デジタルクロックを投影したり、アートを投影することで、お部屋を彩るインテリアとして利用することができます!

最近、プロジェクターで暖炉や焚火の映像を投影するのが流行っていますが、そんなアートもご用意しています!

窓枠と中の風景が動いているようなアートもあります。
窓がない地下の書斎などで投影すれば開放感がアップしますね。

さらに、あの有名な絵画の中に、風が吹いているようなアートも!

これらのアートはデジタルアートプラットフォームMANAとの提供で公開されているので、日々新しいアートが増えていきます

また、音楽に合わせてアートが動くミュージックビジュアライザーという機能も搭載しています。

前述したとおり、いい音が出ますので動画を見ていないときでもスピーカー兼インテリアとして活用するのもいかがでしょうか。

まとめと注意事項

というわけで、今回はコンパクトな超短焦点プロジェクターJMGO O1のご紹介でした!
改めてになりますが、超短焦点プロジェクターでここまでコンパクトなものはなかなか今ありません。

「プロジェクター欲しいけどスペース確保できないな…」と思って諦めていた方にぜひ検討してほしい1台です!


ただ、注意点として、超短焦点プロジェクターの映像というのは下から上に光を照射する仕組み上、投影する場所にとても影響されます。
でこぼこした壁に投影すると、影が出てしまうんですね。

なので、平らな壁がない場合は超短焦点用のスクリーンを別途購入していただく必要があります。
※長焦点用のスクリーンもあまりオススメではありません💦

こういった注意点も考慮したうえで、ぜひ検討してみてください!


また、JMGO O1の上位モデルJMGO O1 Proというモデルもあります。
こちらは、カメラのレンズで有名なライカと共同で開発されています。

JMGO O1よりも、短い距離でより大きく・明るく映像を投影することができます!

ただ、その分O1よりひと回りほど大きくなってしまいます。

個人的には、よく持ち運んで投影する場所を変えるならO1、基本的には固定して使うという場合はO1 Proがオススメですね!

JMGO O1が、皆さんのプロジェクターライフを彩る相棒になることを祈っています!


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