【天体望遠鏡 eVscopeブログ】秀逸な光軸調整

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2020年9月13日 秀逸な光軸調整

eVscopeの鏡筒後部。
変な出っ張りがなく、すっきりした外観ですが、主鏡セル部を取り出してみるとなかなか凝った造りです。


主鏡移動型のフォーカス調整方式で、主鏡セルの後ろ側の中心が直径8cmほどのつまみになっています。周りに目盛りが付いてます。
副鏡/斜鏡はないため、光軸調整は主鏡のみとなります。
この光軸調整が秀逸。

3枚めの写真の赤丸が付いている2箇所の六角穴付きボルトをイジるだけ。

明るい星を視野に導入し、フォーカスを大きくずらせて十字形の影(斜鏡吊金具に相当する影)のクロス部分が星の中心にくるよう、垂直verticalあるいは水平horizontal調整ボルトを付属の六角レンチで調整すればよい。手元のスマホの画面を見ながらできるので、扱いやすい。

接眼部と主鏡の裏側とを行ったり来たり、右手を伸ばして手探りでネジを回したりする必要がない。大きく光軸がズレていたとしても、六角レンチで垂直軸をグイー、水平軸をグイーの2アクションで調整完了。常に正立像が表示されているのも、どのネジをどの方向に回せばよいかがわかるので、それも美点ですね。

従来型の3点光軸調整のような、こっちいじればあっちがズレる、といったことがありません。
実に簡単に光軸調整できます。

まだ移動観測してないので、移動観測時に光軸がズレやすいかどうかは不明です。
ただ、何度か主鏡セルの着脱しましがが、着脱による光軸のズレはなく、再現性はよいですね。

ちなみに、ミラーシフトは目立たないです。
焦点距離450mmの直焦点なので、惑星撮影のような高拡大率ではなく、たとえミラーシフトはあったとしても、あまり影響しないのかも。

これまで市販の望遠鏡でこんな主鏡の光軸調整方式を取っているものがあったんやろか。ひょっとして初めての望遠鏡?