【比較レビュー】JMGO N1 vs XGIMI Halo+を実際に使ってみた

JMGO N1とXGIMI Halo+をざっくり比較

JMGO N1とXGIMI Halo+は価格帯が同じなので迷っている方も多いのではないでしょうか?

パッとわかるように、N1とHalo+を比較して各々の強みを簡単にまとめてみました。

JMGO N1

  1. 10万円台で手に入る3色レーザープロジェクター
  2. 従来のLEDプロジェクターには無い、3色レーザーによる「明るさ」と「忠実な色合い」
  3. 三脚無しでカンタンに天井投影できる

N1 商品ページはこちら

XGIMI Halo+

  1. 内臓バッテリー搭載で外出先でも使える
  2. 障害物回避機能を搭載
  3. N1より約3万円ほど安い

Halo+ 商品ページはこちら

今回は、実機を使いながら詳しく比較していきます。ぜひ参考にしてみてください。


【目次】

  1. 実際の投影
  2. 投影距離・投影サイズ
  3. 画面補正機能
  4. スピーカー
  5. 電源・バッテリー
  6. Android TV
  7. 価格
  8. 総評

実際の投影

実際に2台の投影比較していきます。台形補正はオフにし、画質設定を初期値にリセットした上で比較しました。

暗い部屋での投影


JMGO N1XGIMI Halo+
光源3色レーザーLED
明るさ800 CVIA lumen900 ANSI lumen
解像度FHD(1920×1080)FHD(1920×1080)

JMGO N1は3色レーザーを採用している事もあり、LEDのXGIMI Halo+より鮮やかで明るい印象です。

電気を点けた部屋でも明るく、文字もはっきり見えます。Halo+も文字は見えますが、N1の方が視認性は高いですね。

JMGO N1は赤・青・緑の3色レーザーを採用していることもあり、緑色や明るい色が得意です。Halo+も単体で見れば十分綺麗な投影ですが、比べるとN1の方が見ごたえがあります。

解像度は両機ともに同じフルHDです。

全体を通して、投影については3色レーザーを搭載しているJMGO N1の方が満足できそうな印象でした。

投影距離・投影サイズ


JMGO N1XGIMI Halo+
投影タイプ長焦点長焦点

投影倍率

1.2:1 (投影距離2m/76インチ)

1.2:1 (投影距離2m/76インチ)
推奨サイズ100インチ(必要距離:2.6m)

40インチ~300インチ以上

2台とも長焦点で投影倍率が同じです。設置する際はプロジェクターから投影面までの距離を約1~2mほど空ける必要があります。

実際に投影してみるとサイズ感は下記のような感じです。

壁から約1.5m離した時の投影

設置しやすさ

結論から言うと、JMGO N1の方が設置しやすいです。

ジンバルが付いていることで、角度の変更が自由自在!

天井への投影も安定感バツグンです。寝ながら映画を見たい方や、寝室やリビングに持ち歩いて部屋に合わせた投影を行いたい方にオススメです。

Halo+にも一体型スタンドが付いているので、ちょっとした角度変更が可能です。天井投影する予定が無ければこちらでも十分です。

別途、三脚を使えばHalo+で天井投影する事も可能ですが、かなり重心が不安定になり落下のリスクがあります。また、天井投影するために床に直置きすると背面の排気口をふさいで危険です。

画面補正機能

両機ともに豊富な補正機能を搭載しています。基本的にどちらもポンッと設置すれば綺麗に投影してくれますし、手動で細かな微調整も可能です。


JMGO N1XGIMI Halo+
シームレス台形補正×
自動台形補正
手動台形補正
台形補正角度垂直水平±45°垂直水平±40°
オートフォーカス
障害物回避×
スクリーン補正△(スマホアプリから可)
明るさ自動補正不明

シームレス台形補正:従来の自動台形補正は補正完了まで一定時間待つ必要がありますが、シームレス台形補正は待機時間がほとんどなく、プロジェクターの向きを変えるとそのままシームレスに自動で台形補正をしてくれる機能です。

シームレス台形補正でササッと時間をかけず台形補正したい方はJMGO N1。障害物回避やスクリーン補正を気軽に使いたい方はXGIMI Halo+がオススメです。

スピーカー

JMGO N1XGIMI Halo+

DYNAUDIO 5W x 2基

Harman kardon 5W x 2基

スピーカー出力は両機とも5W×2。どちらも十分なクオリティのスピーカーなので、特にこだわりが無ければ外付けのスピーカーは必要ないでしょう。

電源・バッテリー

JMGO N1XGIMI Halo+
バッテリー無しバッテリー有り
消費電力100W未満消費電力90W未満

JMGO N1は電源コンセントにつないだ状態で使う必要があります。一方、XGIMI Halo+は内臓バッテリーを搭載しているので電源の無いアウトドアでも大活躍。

電源の無い外出先での使用を考えている方はXGIMI Halo+がオススメです。

Android TV

JMGO N1XGIMI Halo
Android TV 11Android TV 10

OSについてはJMGO N1の方が新しいです。ですが、YouTubeアプリなどで動画を見る分にはあまりOSの違いは感じません。どちらの機種でも問題なさそうです。

価格

JMGO N1XGIMI Halo+
138,160円(税込)

109,890円(税込)

Halo+の方が3万円ほど安め。出来る限り安く買いたいならHalo+でしょう。

ただし、投影のクオリティについては3色レーザーを搭載しているN1の方が満足感が高いです。下記の商品ページではクーポンなどの割引を行っている事もあるので、コスパ良くゲットできる場合も。

N1 商品ページはこちら

Halo+ 商品ページはこちら

総評

記事の序盤でもご紹介しましたが、改めてN1とHalo+の違いをざっくり紹介します。

JMGO N1

  1. 10万円台で手に入る3色レーザープロジェクター
  2. 従来のLEDプロジェクターには無い、3色レーザーによる「明るさ」と「忠実な色合い」
  3. 三脚無しでカンタンに天井投影できる

N1 商品ページはこちら

XGIMI Halo+

  1. 内臓バッテリー搭載で外出先でも使える
  2. 障害物回避機能を搭載
  3. N1より約3万円ほど安い

Halo+ 商品ページはこちら

 10万円台前半プロジェクターで投影のクオリティを追求するならJMGO N1。10万円台プロジェクターで出来るだけ安く、一応一通り機能がそろっているものが欲しいならHalo+がオススメです。

最後に両機のスペック一覧をご紹介します。ぜひご参考にしてください。


JMGO N1XGIMI Halo+
投影タイプ長焦点長焦点
光源3色レーザーLED
投影方式DLPDLP
チップ0.33インチDMD0.33インチ DMD
明るさ800CVIAルーメン900ANSIルーメン
コントラスト比1600:1-
解像度FHD(1920×1080)FHD(1920×1080)
HDRHDR10、HLGHDR10
色域BT.2020 area 110%-
投影倍率1.2:1 (投影距離2m/76インチ)1.2:1 (投影距離2m/76インチ)
推奨サイズ100(必要距離:2.6m)40インチ~300インチ以上
オートフォーカス
シームレス台形補正×
障害物回避×
スクリーン補正△(スマホアプリから可)
明るさ自動調整-
3Dアクティブシャッター方式
 左右、上下、ブルーレイに対応
アクティブシャッター方式
台形補正角度垂直水平(±45°)に対応自動台形補正:垂直 ±40°、水平 ±40°
スピーカーDYNAUDIO 5W x 2基Harman kardon 5W×2
その他音響Dolby Audio、DTS HDDTS-HD&DTS&Dolby Studio Sound
CPUMT 9629MT9629
GPUArm Mali-G52Mali-G52
RAM2GB2GB
ストレージ32GB16GB
搭載OSAndroid TV 11Android TV 10.0
ミラーリングChromecastChromecast / AirPlay
その他高速起動、自動輝度調整に対応
入力DCx1、HDMI2.1(eARC)x1、USBx1DC x 1、HDMI2.0/ARC ×1、USB 2.0 x 1
出力3.5mm ヘッドホンポートx1ヘッドフォン x 1
Wi-FiWi-Fi 62.4/5G Hz 802.11A/B/G/N/AC
BluetoothBluetooth 5.0(AAC、SBCに対応) Bluetooth 5.0
騒音26db未満30dB 未満
消費電力100W未満90W 未満
バッテリー無しあり
電源AC100-240V、50/60Hz、2.0A AC100~240V,50/60Hz
光源寿命30000時間予定 30000時間
本体サイズ187×165×191mm113.5×145×171.5 mm
重さ約2kg1.6 kg
同梱物プロジェクター本体
リモコン(単4電池2本をご用意ください)
クイックスタートガイド
電源ケーブル一式
六角レンチ
EPPポータブルパッケージ
給電ケーブル(日本仕様)、リモコン、説明書

※当記事における価格や仕様、デザインなどの商品情報は2023年6月時点の物であり、予告なく変更される可能性があります。最新情報は各商品の公式サイトをご覧ください。