最近、3Dプリンターの話題が身近になってきましたね。
いろいろなものを自分で作れるというのはとてもロマンがあります！
ですが、3Dプリンターを印刷するには3Dモデルのデータが必要です。
自分でモデルを作るのは中々時間もかかりますし、それが理由で3Dプリンターに手が出せないという方もいるのではないでしょうか？
そんな方のために、今回は3Dスキャナーをご紹介！
MadSpace様よりマーカーのいらない3DスキャナーCreality「CR-Scan Lizard」をお借りしましたので、レビューしていきたいと思います！
Creality「CR-Scan Lizard」の応援購入ページはこちら(外部リンク)
まずはセット内容をチェック
しっかりしたキャリーケースに入っています！
持ち手があるのは持ち運びがしやすくてとても良いですね
キャリーケースを開けると、まずはロゴの入ったニット帽が入っていました。
せっかくなので被りながら進めていきます！
セットの内容は下記の通りです！
①キャリーケース
②スキャナー本体
③電源アダプタ＆プラグ
④ラバーケース
⑤ターンテーブル
⑥USBドライブ
⑦三脚
⑧ケーブル
⑨説明書
三脚とスキャナーを合体させるとこのようになります！
小さいロボットのようで可愛いですね。
スキャナーを保護するラバーケースを付けました。
サラサラしていて肌触りが良いです。
ターンテーブルはモーターで回転する土台部分にテーブルを重ねます。
USBに入っているアプリケーションをインストールしたら、各ケーブルを繋いで準備完了です！
必要なスペースは写真通りコンパクトなので大掛かりな準備がいらないのはとても良いですね。
では、早速スキャンを始めてみましょう！
シャークちゃんフィギュアをスキャンしてみた！
今回はBlack Sharkのマスコットキャラクターシャークちゃんのフィギュアをスキャンしてみました。
スキャンモードを選択
専用アプリを立ち上げると、スキャンモードの選択が始まります。
今回は、ターンテーブルの上に乗る小さなフィギュアなのでテーブルモードを選びました。
カメラと被写体の位置を調整する
プレビューを開始すると、カメラが写せる範囲が表示されます。
この範囲を確認しながら、スキャンしたいアイテムがきちんと入り込むように、カメラと被写体の位置を調整します。
ターンテーブルの位置を認識させる
次に、ターンテーブルの上にスキャンしたいものを乗せない状態にします。
すると、アプリはターンテーブルの位置や角度を認識してターンテーブル部分を赤く表示します。
こうすることで、スキャン後にターンテーブル部分を除去することができるようになります。
いざスキャン開始！
スキャンを開始すると、カメラに写っている範囲から立体的になっている部分を検出して、スキャンデータに起こしていきます。
スキャン完了！
スキャンが完了しました！
赤くなっている部分は、セットアップで認識したターンテーブルです。
無事スキャンができたわけですが…足元のスキャンが不十分な感じがしますよね？
実は、1回のスキャンで完璧な3Dモデルができるわけではないんです。
1回目のデータでモデル化すると崩れてしまいます💦
いろいろな角度からスキャン
正確な3Dデータを作るためには、いろいろな角度からスキャンして、データを重ねる必要があります。
今回は4パターンの角度でスキャンしてみました！
データを合体
先ほどスキャンしたデータを重ねる必要があります。
自動で分析して重ねてくれる機能もあるのですが、このフィギュアは少し細かすぎたのか自動ではうまく重ならなかったので、手動で調整しました。
2つのデータの共通する部分にピンを刺して
合体させると、より細かいデータになりました！
そしてモデル化をしてみると…？
かなり綺麗な3Dモデルにすることができました！！
服の装飾などはまだ少し崩れていますが、もっとスキャン回数を重ねたり、直接モデルを調整したりすればもっとよくなりそうです！
特に後ろ姿の丸みがしっかり再現されていて凄い！！
まとめ
というわけで、シャークちゃんのフィギュアをスキャンすることに成功しました！
使ってみた感想としては、「慣れるまで大変、でも慣れたら快適！」という感じです。
最初は操作に慣れなくて、正直かなり苦労しました💦
1度のスキャンでは不十分なので何回かスキャンをしなければいけなかったり、
スキャンしたデータを重ね合わせる作業が必要だったりするので、
コツをつかむまでが大変かもしれないな～という印象です。
ですが、1度操作に慣れてしまえばとても良いですね！
3Dスキャナーといえば、マーカーを付ける必要があるイメージがありますが、これならマーカーが付けられないような小さなフィギュアでもしっかりスキャンすることができます！
参照元：Makuakeちなみに大きなもののハンドモードでスキャンすることができます。
ちなみに、スキャンできる最小体積が決められているので、細かすぎるものはスキャンできないようです。
購入される際は、スキャンしたいものが仕様に合っているか確認してくださいね。
製品仕様
参照元：Makuake
お得なセット販売実施中
参照元：Makuake
現在Makuakeでは、光造形の3Dプリンターと合わせて、お得なセット販売もされているとのこと！
この機会に、3Dスキャナー＆3Dプリンターデビューしてみてはいかがでしょうか？
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