XGIMIから待望の超短焦点プロジェクター「XGIMI AURA」が登場。臨場感たっぷりの映像とリッチなスピーカーを、省スペースで楽しめます。
今回は映像美やスピーカーの音質を、実際に使ってみてレビューしています。購入を検討されている方はぜひご覧ください。
【目次】
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外観
高級感のあるマットなシルバーカラー。シンプルかつ上質なデザインで洗練とした空間を演出。様々なインテリアにもマッチします。
成人男性が持ってみるとこんな感じ。重さは11.1kgです。
従来のXGIMI プロジェクターと比べると大きいサイズ感ですが、スリムな横幅と短い投影距離なので大画面投影する際は従来機種よりも投影スペースを取りません。
実際の投影
早速、投影していきましょう。ほんの少し距離を開けるだけで、かなり大きいサイズの投影が可能です。部屋が狭い、遮蔽物が多いなどの理由で十分な投影距離が取れない方でも、大画面をお家で楽しむことができます。
たった約44cmの投影距離で、壁いっぱいに投影することが出来ました。成人男性の平均身長を超えるほどの大画面は、本当に目の前に投影の景色が広がっているかのように感じます。
まるで窓の向こうに絶景が広がっているような感覚です。2400 ANSI ルーメンの驚異的な明るさとXGIMI独自のX-VUEイメージエンジンで、鮮明な映像に仕上がっています。
大画面で4Kの動画を見ると、動物の毛並みの細かさが段違いです。本当に目の前にいるのではないかと錯覚してしまいます。
映画の世界観にどっぷり浸りたい方、映画のワンシーンに実際に入ったような気分で動画鑑賞を楽しみたい方にぴったりのプロジェクターです。
スピーカー
投影の美しさもさることながら、AURAはスピーカーもかなりの物。harman/kardon 社製の60W(15W×4基)のスピーカーを搭載しています。
これは他のハイエンドプロジェクターと比べても驚異的で、Anker Cosmos Maxのスピーカー出力40WやXGIMI HORIZON Proの16Wを大きく超えています。
実際の音質も素晴らしく、繊細に細やかに音を再現しながらも迫力ある大音量です。映画館にいるような気分を味わえます。
台形補正(8点補正・4点補正)
AURAは手動の台形補正が用意されています。
自動台形補正は搭載されていませんが、テレビのように据え置きで使うものなので自動台形補正が無くても困りません。
8点台形補正は、かなり自由度の高い台形補正が出来るので置き場所を選びません。
もちろん従来の4点補正も出来るので、シンプル操作が好みの方も安心です。台形補正の様子はYouTube動画でも公開しています。
YouTube動画 - XGIMI AURA 台形補正(8点補正/4点補正)
フォーカス調整
リモコンのフォーカス調整ボタンを押すとフォーカス調整モードが起動します。リモコン操作で好みのピントに合わせられます。
使いやすさ
Android TV 10.0搭載でスマホ感覚の使い心地
OSはAndroid TV 10.0。Androidスマホのようにホーム画面には動画アプリが並び、直感的に使いやすいです。
Android TVとは、Google社が提供しているAndroidを搭載したスマートテレビ用のOSです。Google Playストアからは4,000を超えるアプリがダウンロードでき、数えきれないほどのゲームや動画アプリ、その他アプリが楽しめます。
YouTube、Hulu、dTV、Abema TVなどの動画アプリもダウンロード可能です。
豊富なインターフェースに対応
次の表のとおり様々なインターフェースが使えるので、ゲーム機を繋いだままパソコンに切り替えたりと利便性も抜群です。
入力 | 出力 |
DC × 1 HDMI 2.0 × 3 USB 2.0 ×3 LAN × 1 | ミニUSB × 1 ヘッドフォン × 1 OPTICAL × 1 |
調整用の足付き
設置位置が水平ではなかった時、本体の足の高さを調整することができます。
価格
価格は299,860円(税込)。一見、高く見えますが100インチの4K液晶テレビは数百万円にも及ぶこともあります。そういった意味では、かなりコスパがいいのではないでしょうか。
さらにGlimpseで購入すれば購入後サポートを受けられることはもちろん、新規会員登録で10%Offクーポンが使えてかなりお得に購入できます。
総評
XGIMIは、今まで数々の素晴らしいプロジェクターを輩出してきました。そんなXGIMIから超短焦点プロジェクターが登場するのを心待ちにしていた方は少なくないはずです。
そして登場したのがXGIMI AURA。2400ANSI ルーメンの明るさ、4Kの高解像度、60Wのスピーカーと映像をリッチに楽しむための機能が惜しむことなく搭載されています。
XGIMI HORIZON Proなどの従来機種ももちろん素晴らしいですが、AURAには「超短焦点」「60Wのスピーカー」があります。
今まで十分な投影距離が確保できず大画面投影が難しかった方も、AURAなら少ないスペースで大画面で見れます。
補正機能が従来機種より減った点はデメリットかもしれませんが、据え置きで使う方が多いと思うのでそこまで問題にはなりません。
リッチな映像美と壮大な音響で、映像の世界が現実に見えるような体験を是非味わってみてください。
スペック一覧
※ 当記事における価格や仕様、デザインなどの商品情報は2021年10月時点の物であり、予告なく変更される可能性があります。最新情報は公式サイトをご覧ください。
※ 特に記載がない場合は、プロジェクターはリセット後の標準設定のまま使用しています。