機械式時計はお好きですか?時計好きならやはりいつかは手に入れたいトゥールビヨン。もしあのトゥールビヨンが10万円台で手に入るとしたら?「いやいや、そんな夢みたいな話ありえないでしょ」と思いますよね。現在「Makuake」にてプロジェクト実施中の【ERA Prometheus(エラ プロメテウス)】は10万円台でトゥールビヨンが手に入る夢みたいな本当の話なんです!
「Makuake」ではなんと既に3,000万円以上の支援金を集めている(2020年8月24日現在)大注目の時計、知らなきゃ損ですよ。
Makuakeで【ERA Prometheus(エラ プロメテウス)】をチェック(外部サイト)
トゥールビヨンって?
”トゥールビヨン”とは、時計の世界三大複雑機構のうちのひとつです。他2つは”パーペチュアルカレンダー”と”ミニッツリピーター”。
それぞれ簡単に説明すると”パーペチュアルカレンダー”というのはうるう年だろうがなんだろうが月日を正確に永久に表示し続けてくれるカレンダー機能のこと。これをITの力ではなく歯車のみでやってのけるんだからどれだけすごいか想像できますよね。
そして”ミニッツリピーター”というのは一定の時間ごとに鐘を鳴らして時間をお知らせしてくれる機能のこと。この音がまたたまらないのです。
そして今回ご紹介する時計に搭載されているのが”トゥールビヨン”なのですが、こちらは機械式時計の時間のずれを直してくれる機能のこと。腕時計は一定の姿勢が保たれるわけではない(腕の動きによって左右上下さまざまな傾きで使われますよね)ので、たいていの場合日に数秒から数十秒ずれてしまうのですが、これを修正するための特殊機構(もともとは懐中時計用に発明されたものです)。
ちなみにこれら3つすべてあの天才時計師ブレゲによって開発されたものなのですが、今でもこれらを手作業で作れる時計師は世界でも数少ないそう。緻密な設計と細かなパーツを丁寧に正確に組まなくてはいけない機械式時計を作れるというだけでもすごいことなのですが、これら3つはもう天才と呼ばれる領域なのです。
これは”トゥールビヨン風”ではない
上記を読んでおわかり頂けたと思いますが、要するに世界三大複雑機構というのはそれぞれ機械式時計の中でも最高峰の時計にしか搭載されていない機構です。今回ご紹介するトゥールビヨンを例に挙げると、数百万円~1,000万円台が相場。中には3,000万円、4,000万円なんていう「アストンマーチンDBS買えるじゃん!」というものまで!
とは言え、やはり科学の進歩によりこれら機構も職人の手作業ではなく、機械である程度までは作れるようになってきています。それでも40万、50万はするもの。
そんな時計、一般人が簡単に買えるわけもなく・・・。そこで登場したのがトゥールビヨン風というやつです。パッと見ただけでは素人にはわかりづらいのですが、やはり「風」なんですよね(わかって見ているから、という説もありますが・・・)。かなり安く手に入るので、なんとなくあの見た目の時計が欲しい!という方にはいいのでしょうが、機械時計好きからすると寂しすぎる。悲しすぎる。
安心してください、今回ご紹介するのは”トゥールビヨン風”なんかじゃありません!
【ERA Prometheus(エラ プロメテウス)】って?
前置きが長くなりましたが、そんなすごい”トゥールビヨン”が10万円台から手に入る!しかも本物!ちょっと信じがたい話ですがほんとの話。それが【ERA Prometheus(エラ プロメテウス)】なのです。
こちら、2019年の「ベスト・オブ・トゥールビヨン20」ではピゲ、ルクルト、パネライ、IWCらを押さえて第2位に選ばれているんです!どんなにすごいかおわかりいただけますよね?高品質、なのに低価格で”トゥールビヨン”搭載という偉業を成し遂げた「ERA Timepieces」。価格が高騰している機械式時計をもっとたくさんの人に持ってもらいたい、機械式時計の素晴らしさを知って欲しい、という想いからMichael Galarza氏によって創立されており、自動巻きには自社開発のムーブメントが使用され、機械式時計へのこだわりも感じられます。
細かく動くトゥールビヨン。表からも裏からも見えて、もうずっと見ていられます。そして耳を近づけると聞こえる歯車の音。これぞ機械式時計の醍醐味、ではないでしょうか。
9時の位置にはGMT機構があるので24時間表示での時間の確認ができ、3時の位置にはサンド&ムーン表示があるので午前午後が一目でわかります。
スケルトンの時計は往々にして視認性があまりよくないのですが、【ERA Prometheus】は時間表示部分、針がネイビー(または黒)なので視認性にも問題はないと思うのですが、このGMTとサンド&ムーンの表示がより時間をわかりやすく表示してくれています。
また、裏面には固有識別番号が記載されており、この時計が世界に1つしかないという証明も。より特別感が増す固有識別番号がまたたまりませんね。
ご覧ください、高級感溢れるこのフェイス。トゥールビヨンの時計を手に入れたという高揚感。絶えず動く歯車。そしてその音。もうこの興奮は説明するまでもありませんよね。
ちなみに、高級感溢れるのはフェイスだけではありません。ベルトもバックルももちろん、箱だって!重厚感のある「手に入れた!」と強く思わせてくれる外箱も高揚感を高めるひとつですね。
【ERA Prometheus】製品仕様
今回Makuakeでは6種類から選ぶことができ、モデルによっては名前等の刻印サービスもあります。また、持ち運び用ケースと替えストラップのリターンもあるので併せてチェックしてみてください。
ちなみに、フェイスサイズ44mmというと一般的には男性用の時計サイズなのですが、スケルトンだからでしょうか?女性が着けても全く違和感がありませんでした。
機械式時計好きならずとも、このトゥールビヨンの動きを見ればあなたも機械式時計のとりこになること間違いなしです!
迷うのは自動巻きにするか、手動巻きにするか・・・。部品が少ない分、手動巻きの方が薄いです。自動巻きだと常にフルパワーで動いてくれているという安心感があります。うーん悩みますね。まさかトゥールビヨンの自動巻き、手動巻きどちらを買うかを悩める日がくるなんて・・・!