スマートウォッチがどのように作られているのか、気になったことはありませんか?
先日、NOERDENのメンバーが中国の深圳にある時計工場を訪問し、スマートウォッチが組み立てられる様子を実際に視察してきました。
今回の記事では、スマートウォッチの完成までの工程をみなさんにお伝えしようと思います。
NOERDENのスマートウォッチができるまで
NOERDENのウェアラブルテクノロジーがどのように組み立てられているのか、8つの主なステップに沿ってご紹介します。
時計の部品をおさらいしよう
まずは、時計に関する用語を復習しておきましょう。NOERDENのスマートウォッチを構成する13種類のユニークな部品です。
画像左上から時計回りに:MOVT(ムーブメント)、Screen(スクリーン)、Frame(ケース)、Silicon Bands(シリコンベルト)&Quick-Release Pins(バネ棒)、Battery(電池)、Back of Watch(裏ぶた)、Watch Face(文字盤)、Hands(針)
では実際に8つのステップを見ていきましょう!
ステップ1. スマートテクノロジーのテスト
従来の時計は、2本の針で時間を知るというメカニズムを中心に作られていましたが、NOERDENの時計は、スマートテクノロジーをデザインのベースにしています。
スマートウォッチにはファームウェア(ソフトウェア)が使用されており、歩数の記録や睡眠のモニターなど、スマートファンクションが搭載されています。
そのため、NOERDENの時計を作る際の最初のステップは、MOVT(ムーブメント)試験機を使用することです。これにより、ファームウェアが正確に動作することを確認します。
ステップ2. 寸法測定
次に、時計の部品の寸法を測定します。各部品が製図通りに指定された正確な寸法であることを確認しなければなりません。
ステップ3. 本体の組み立て
次のステップでは、"衣装替え"を行います。作業者はヘアネット、手袋、白いスーツを身に着け、防塵機で塵やホコリを取り去ります。時計を組み立てる際には、わずかなホコリもスマートウォッチの大敵となるのです。
この工程では、電池、ムーブメント、文字盤、針などを組み合わせて本体を作ります。専用のエアースプレー機ですべてのホコリを取り除き、本体を密閉します。
ステップ4. アプリ接続テスト
このステップでは、時計を接続デバイスに変身させます。NOERDENアプリに接続できるかどうか、歩数記録や睡眠モニターなどのスマートファンクションが機能するかどうかをテストします。
テストが完了すると、時計はすべて12時に設定されます。そして、重力が時間設定に干渉しないようにするため、各時計を片側48時間ずつ横にして休ませます。
ステップ5. 防水テスト
NOERDENの時計がアクティビティや休暇の必需品となるためには、防水性が必須です。このステップでは、まず圧力試験機(水中での使用に耐えられるかどうか)、次に特殊な空気漏れ試験機(時計内に水が入らないかどうか)を使って、防水性のテストをします。
ステップ6. 品質管理
時計の本体は、地震シミュレーターの縮小版のような振動マシンの中に入れられます。この振動テストでは、時計の内部構造が、アクティブなライフスタイルの中でもしっかりと機能することを確認します。
その後、一部の時計を1メートルの高さから落下させて堅牢性をテストし、時計が多少の落下にも耐えられることを確認します。人生は予測不可能なものですから、NOERDENの時計は、あらゆるユーザーのライフスタイルに適応できる必要があるのです。
ステップ7. ベルトの伸縮性テスト
ラグを介して各時計にベルトが取り付けられます。その後、ベルトの伸縮性をテストする機械にかけ、伸ばしたり引っ張ったりすることで、ベルトの伸縮性と長期間の使用に耐える耐久性が保証されます。
ステップ8. 梱包
最後に、時計は丁寧に洗浄され、各時計の品質が慎重に検査されます。その後、NOERDENの梱包材に入れられ、世界中に出荷されます。
完璧なスマートウォッチを作るために、どれほどの工程が積み重ねられているか、お分かりいただけたでしょうか?
NOERDENでは、何よりも品質を重視しています。国際基準を満たすために、時計工場では最新の品質管理を行っています。
次にNOERDENのスマートウォッチをご覧になる際には、ぜひその中で活躍する小さな部品のことを思い出してみてくださいね!