Black Shark 5 Pro で原神をプレイしてみました。グラフィックや戦闘面の快適さなど、気になる使い心地をレビューしています。
原神のためにゲーミングスマホを買おうか悩んでいる人はぜひご覧ください。
画面設定をハイクオリティにしても、ぬるぬる動く!
原神 Copyright © COGNOSPHERE
原神と言えば広大なマップと美しいグラフィックが有名です。ただ一般的なスマホでは画質を落とさないとカクついてしまいます。
しかし、ゲーミングスマホ Black Shark 5 Proなら、スマホで高画質を楽しめます。寝そべりながらリッチなゲーム体験を得られます!
画質「最高」に設定したときのゲーム画面
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画質を最高に設定したときの画面はこんな感じ。キャラクターのグラフィックはもちろん、遠くの建物の質感までしっかり描画されています。
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※記事掲載の都合上、画質を落としていますが実際はもっと綺麗な画質です。私は基本的にこの画質設定でゲームをプレイしていますが、ほとんどカクつくことなく快適にプレイできています。特に、たくさんの元素反応が連続で起こる拡散反応はカクつきの原因になる事が多いですが、Black Shark 5 Proでは問題なくスムーズな動きで操作できます。
原神の緻密に作られたマップを贅沢に楽しめるので、旅人気分を味わえますよ!
スマホ本体は多少熱くなりますが、1時間ずっとプレイしても付属のケース越しにほんのり暖かい程度なので支障ありません。
フレームレート60fpsに設定したときのゲーム画面
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Black Shark 5 Proでは原神のフレームレートを60/45/30/24fpsから選べます。上の画像は、画質を最高に設定した状態から、フレームレートをMAXの60fpsにした様子。
画質は自動的に「カスタム」に切り替わってしまいますが、最高画質と遜色ないように見えます。じーっとよく見ると、カスタム画質の方が細かい部分のグラフィックがぼけているように見えますが、言われなければ気付かない程度です。
そして、60fpsだとかなりぬるぬる動きます!特に優雅なアクションをするようなキャラクターはバトルシーンの見ごたえ満点です。キャラクターの新たな魅力を発見できます。
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なめらかな動きでより軽やかに見えます
もちろん、60fpsでプレイし続けていてもカクつくことはありません。
私は60fpsは疲れてしまうのであまり設定することはありませんが、一度これに慣れてしまったら他のスマホでは物足りなくなるだろうな、と思います。
ロード時間が短い
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※記事に掲載する都合で画質を落としています。
ワープや画面切り替えなどで発生するロード時間。低スペックのスマホだと、かなり待たされることが多々あります。
Black Shark 5 Proなら数秒程度でワープ完了します。待ち時間が大分減るので、デイリー任務や樹脂消費などが効率的に進められます。
音響がすごい
Black Shark 5 Proのスピーカー配置
Black Shark 5 Proのスピーカーは端末上部と下部の2箇所にあります。これにより横持ちしたときに、右からの音は右耳に、左からの音は左耳に入ってきて、音が立体的に臨場感たっぷりで聞こえます。
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特に驚いたのはスメールシティのBGM。スマホが違うだけでこれだけ聴こえ方が違うのかと衝撃的でした。美しく伸びる管楽器の音色がより深みを増して聞こえます。
ゲーム音楽でも高い評価を受けている原神。そのこだわりを、よりしっかりと受け取れた気がします。
「原神の世界観にどっぷりとハマりたい!」という方は是非体感してほしいです。
画面もタップも反応が速い
Black Shark 5 Proは、144Hzのリフレッシュレートと最大720Hzのタッチサンプリングレートを実現。つまり画面表示の反応もタッチの反応も、一般的なスマホに比べてかなり高速です。
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戦闘を極める方にとって、元素付与や元素爆発、キャラチェンジのタイミングは重要です。そんな時、スムーズで応答性の高いBlack Shark 5 Proは強い味方になってくれますよ!
容量に余裕がある
原神で一番困っているのは「容量」という方も多いのではないでしょうか。頻繁なアップデートは嬉しいですが、そのたびに他のアプリや写真を消さざるおえなくなることも…。
画像を見ても分かる通り、Black Shark 5 Proは256GBのROMを搭載しているので、かなり余裕があります。一般的なアプリ+数本のゲームタイトルをインストールして、これだけ空きがあります。
筐体が熱くなりにくい
Black Shark 5 Proは、主要パーツを2つの液体冷却プレートでサンドイッチしている構造です。これによりハイスペックなCPUを積んでいても、発熱が抑えられパフォーマンスを維持しやすくなっています。
ベンチマークテストを4回連続で行った場合は、下記のような結果でした。
スコア | 温度上昇 | 最高温度 | |
1回目 | 1029804 | 10.2℃ | 38℃ |
2回目 | 1022941 | 5.7℃ | 43.6℃ |
3回目 | 1022291 | 5.1℃ | 45.8℃ |
4回目 | 1021412 | 3.3℃ | 46.6℃ |
発熱は多少あるものの、パフォーマンスは落ちにくく心強いです。
Black Sharkのスマホ冷却クーラーもあるので、一緒に使うと長時間連続でゲームをしやすくなります。
スマホ冷却ファン Black Shark FunCooler 2PRO
大容量バッテリー&充電がスピーディー
4650mAh大容量バッテリーを積んでいるので長い時間ゲームに没頭できます。
充電が切れても、付属の高速充電ケーブルを使ってスピーディーにフル充電することも可能です。
Black Shark 5 Proの付属品
高速充電ケーブルや保護ケースがついてて豪華!スマホ本体には画面フィルムが最初から貼られていてラクチン。
120W高速充電ケーブルを使えば20数分程度でフル充電できます。急速充電モードに切り替えれば約15分でフル充電することも可能です。
さらに充電しながらスマホを使う時は、電池を迂回して直接スマートフォンに給電をするバイパス充電システムも搭載されているので、電池の消耗を減らせます。
トリガーですぐに技を出せる
Black Shark 5 Proにはポップアップトリガーが搭載されています。いわゆるゲーム機のLRボタンのようなものです。画面上の好きな位置に割り当てる事ができます。
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画像のように元素スキル、元素爆発を物理トリガーで発動できるようにしてみたり…
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キャラクター変更と元素スキルに割り当てるのもオススメです。最初は慣れるのが大変ですが、誤タップが減ります。
マスタータッチで操作が楽になる
Black Shark 5 Proには画面を押し込むだけで操作ができる「マスタータッチ」機能があります。
画面を押すだけでいいので、移動やよく使う攻撃をすぐ出せます。タップする位置がずれててもいいのでラクチン。特に移動の位置に割り当てると、画面を押し込むだけで前に走り始めるのでかなり快適でした。
普段使いには向いている?
ゲーミングスマホをゲーム専用機にするのもアリですが、せっかくなら普段使いしたいという方も多いはず。結論から言うと、Black Shark 5 Proは普段使いのスマホとしても使えます。
対応キャリア
技適に対応。ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルなど日本のキャリアでも使えるので、simカードを入れて電話やインターネットをすることも出来ます。
詳しくはこちら:【Black Shark 5シリーズ】日本モデル 対応キャリア・対応バンド表
セキュリティ
セキュリティは指紋認証と顔認証に対応。電源ボタンに指を置くことで指紋認証が行われます。
カメラ
上の画像はBlack Shark 5 Proのリアカメラで撮影した写真。高解像度の写真が撮れます。左下の文字は設定で消すことも出来ます。
防水
IPX2の防水レベルです。ちょっとした水滴であれば問題ありません。水没させる可能性が高い場所での使用は難しいですが、普段使いで少し雨が当たる程度なら大丈夫そうです
スマートアシスタント「シャークちゃん」
Black Shark 5 Proにはスマートアシスタントのシャークちゃんがいます。
待ち受け画面にシャークちゃんを設置したり、早朝の目覚ましでシャークちゃんに起こしてもらう事もできます。原神が好きな人はシャークちゃんも好きになる方が多いと思います。
Black Shark 5 Proではシャークちゃんのボイス集や短いストーリーもあるので、ぜひ購入して確かめてみてください。
もちろんこれらのシャークちゃん機能はオフにもできますので、お好みでご利用ください。
Black Shark 5 Proのデメリット
ここまでBlack Shark 5 Proの良い所をたくさん紹介してきましたが、デメリットもあります。
重たく感じるかも
重さは220g。一般的なスマホと比べると重ためです。この重量のスマホに慣れていないと手が疲れてしまいますが、数か月もすると慣れます。
イヤホンジャックが無い
Black Shark 5 Pro にはイヤホンジャックがありません。有線イヤホンを使う場合にはType-C端子のイヤホンを使う必要があります。
NFC機能が無い
NFC機能が搭載されていないため、モバイルSuicaなどが使えません。スマホでキャッシュレスを実現したい人には不向きと言えます。
価格
Black Shark 5 Pro の価格は118,800円(税込)。iPhone 14など最新のスマホと同じ価格帯です。
クアルコムのフラッグシッププロセッサであるQualcomm®Snapdragon™8 Gen 1を搭載してこの価格なのは、むしろお得と言えます。
【比較】Black Shark 5 ProとBlack Shark 5ならどっちがいい?
Black Shark 5 ProとBlack Shark 5で主に違うのは下記のスペックです。
- CPU/GPU
- RAM+ROM
- スピーカー
- サイズ&重量
- カメラ
- 価格
サイズ感や重さ、持ち心地はあまり大きな違いを感じませんでした。
違いを感じやすいのはグラフィックと動きの滑らかさ、スピーカーの音質です。やはり比べてみると5 Proの方が美麗な画質のままスムーズに動きます。音質も臨場感や立体感を強く感じます。ゲーム体験にかなりこだわりがある方は5 Proを買った方が安心です。
ただ5も十分なスペックなのでカクついたりする事は無いですし、同時に比較したり、かなりのゲーマーでは無いと違いが分からない方も多いと思います。
コスパ良くスペックの良いゲーミングスマホが欲しいなら「Black Shark 5」。究極のゲーム体験を目指すなら「Black Shark 5 Pro」がオススメです。
スペック比較(違いがある部分のみ)
Black Shark 5Pro | Black Shark 5 | |
CPU GPU | Qualcomm Snapdragon 8gen1+ SDX65 3.0GHz(Qualcomm®Snapdragon™ プレミアムティアプロセッサ) Qualcomm®Adreno™730GPU | Qualcomm Snapdragon 870 + SDX55 3.2GHz(Qualcomm®Snapdragon™ プレミアムティアプロセッサ) Qualcomm®Adreno™650GPU |
RAM+ROM | 12GB + 256GB LPDDR5、6400MHz Enhanced UFS3.1、デュアルチャネル ※拡張SDメモリカード機能なし | 8GB + 128GB LPDDR5、5500MHz UFS 3.1、デュアルチャネル ※拡張SDメモリカード機能なし |
サイズ&重量 | 163.9mmx76.5mmx9.5㎜ 220g | 163.8mmx76.3mmx10㎜ 218g |
カメラ | 【リアカメラ】 メインカメラ: 1億800万画素、0.7µm、f /1.75絞り、 7pレンズ、LEDフラッシュ 広角カメラ: 1300万画素 、5pレンズ、120°広角 マクロカメラ: 500万画素、 f /2.4絞り、3pレンズ PDAFオートフォーカス/薄暗い光の強化/ ウルトラショットHDR /ドキュメントモード/ ポートレートモード/ダイナミックモード/ パノラマモード/ AIカメラをサポート 【フロントカメラ】 1600万画素、0.8µm、4in1、 f /2.45絞り AIビューティーモード/ポートレート写真 png、gif、jpg、bmp、webp、wbmp をサポート | 【リアカメラ】 メインカメラ: 6400万画素、0.7µm、f /1.79絞り、 6pレンズ、LEDフラッシュ 広角カメラ: 1300万画素 、1.12µm、f /2.2絞り、 5pレンズ、120°広角 マクロカメラ: 200万画素、 f /2.4絞り、3pレンズ PDAFオートフォーカス/薄暗い光の強化/ ウルトラショットHDR /ドキュメントモード/ ポートレートモード/ダイナミックモード/ パノラマモード/AIカメラをサポート 【フロントカメラ】 1600万画素、0.8µm、4in1、f/2.45絞り AIビューティーモード/ポートレート写真 png、gif、jpg、bmp、webp、wbmpを サポート |
スピーカー | デュアルステレオスピーカー ダブル 14V Smart PA、 ダブル 1216(0.8mm振幅) mp3、amr、flac、aac、wav、ogg、wma、 ape、aiffをサポートします | デュアルステレオスピーカー ダブル 11V Smart PA、 ダブル 1216(0.5mm振幅) mp3、amr、flac、aac、wav、ogg、 wma、ape、aiffをサポートします。 |
価格 | 118,800円(税込) | 69,800円(税込) |
関連記事:Black Shark 4Pro? Black Shark 5? それともBlack Shark 5Pro?
口コミ
大きな目的だったネットワーク、OSの動作は安定しており安心して原神等重い処理のゲームができ、ストレスフリーとなりました。ただ、処理するゲームによっては電池の減りは想像より早い。急速充電やバイパス充電でカバーするしかないかな、と思います。
引用元:Amazon
「ウマ娘」をメインで遊んでいますが、ゲーミングスマホとしては非常に良い。音質がとても良いので、ライブを観るのがとても楽しい。
(中略)
欠点としては、防水性能が低いのがマイナス程度。次世代モデルでは、防水性能多少なりともを上げてくれれば問題なし。
引用元:Amazon
まとめ
Black Shark 5 Proを手に入れる事で、原神を高グラフィックでカクつくこと無くプレイできます。音響もかなり良いので、原神の世界観をより臨場感たっぷりに体感できます。原神ワールドにどっぷりハマりたい人にオススメです。
Black Shark 5 Proはゲーミングスマホですが、普段使いのスマホとしても利用できます。使用感は他のAndroidスマホと大きく変わりません。むしろスペックが高いので、スクロール時の滑らかさや動作の速さは格別。ちょっとした操作も気持ちよく出来ます。容量も大きいので、たくさん写真やアプリを入れたい人にもピッタリです。
一方で220gと重ためな事、イヤホンジャックが無い事、NFC機能が無い点はデメリットと言えます。重さは慣れますし、イヤホンジャックはType-C端子のイヤホンを使えば解決しますが、NFC機能が必須な方は要注意です。
全体的な完成度はとても高いので、多くの原神ユーザーが満足できるゲーミングスマホだと思います。パソコンでプレイするのも良いですが、スマホだとベッドやソファで楽な姿勢でゲーム出来るので快適です。
原神ライフを充実させたい方はぜひチェックしてみてください。
※この記事の情報は2022/9/21時点のものです。価格やスペック等の情報は変更される可能性があります。最新情報は商品ページをご覧ください。