「Makuake」で242万円もの支援を集めた大注目骨伝導完全ワイヤレスBluetootイヤホン「Kaibo Buds Wave 1」をお借りしたのでレビューをお届けします。
ケース、外観、付属品
シンプルで個人的にはかなり好きな感じでした！
上の画像がケースです。
ケースの後ろ側にUSB Type-Cの充電ポートがついていて、ケースごと充電できるタイプです。
磁石式のフタになっていて、開閉がとってもスムーズで私の好きなタイプです！
このケース、いい！そして、この画像のポーチが付いてくるので、こちらに入れて持ち運びができます。
ケーブルも一緒に入れておけるので便利ですね。
このポーチ、ちょっとヌバックっぽく滑らかな触り心地で、裏起毛になっているので普通の布ポーチよりも耐衝撃性がありそうでなんとなく安心です。口の部分が磁石式になっていてこちらも開閉がスムーズなタイプ。
よくイヤホンについてくるポーチって、実際使えないものや「これに入れて何になるのか？」というものが多い中、このポーチは個人的にかなり嬉しかったです。
「Kaibo Buds Wave 1」以外にも使えそう！
充電用ケーブルもついてきます。
私は家の通称「充電スポット」にType-CのUSBがいくつかセットされているので主にそちらで充電して使っていました。この付属のケーブルはいざという時の為にポーチに入れて常備。
こちらがイヤホン。左右が逆なのがとても謎でした。きちんと左右表示を見ていなかった最初、左右逆に着けようとしていて、「ん？できない？なんだこれ？」と戸惑いました（笑）
イヤーフック（耳に引っかける部分）は2種類入っていました。ちなみに、3人の耳で試してみましたが、それぞれどちらかの大きさできちんと引っかけることができたので、大抵の人は問題なく使えるのではないかと思います。
上が表で下が裏です。いたってシンプル。
ボタンは上の写真のKマークの隣、指紋のようなマークがついているところです。
ここをダブルタップで曲の再生をスタートさせたりストップさせたりでき、左耳側を2秒長押しで前の曲に、右耳側を2秒長押しで次の曲にいくことができます。
ちなみに音量調節はできません。
ボタンの感度も高く、装着したままでもとても簡単に操作できました。
下の写真の大きな白い部分が耳の内側の骨にあたる部分です。
早速使っていきましょう！
まずは充電を完了させます。パソコンで作業をしながら充電していたのですが、約1時間半で充電は完了していたようです。写真のケースの下の方に黒い点が見えるかと思いますが、そこが赤く光っている時は充電中。これが消えて写真のようになったら充電完了です。
ケースを開くと、イヤホンのタップ部分横にあるLEDライトが赤と緑交互に点滅します。最初は点滅速度が速く、そしてゆっくりになったら繋ぎたいデバイスのBluetooth設定を開き、「Kaibo Buds Wave 1」をタップして繋げば設定完了！めちゃくちゃ簡単でした。
よくあるボタン長押し等の操作は一切不要。蓋を開けてデバイスのBluetooth設定をONにするだけ！ビックリです。
一度接続すると、次回以降使用する際には蓋を開ければ自動でペアリングしてくれます。
だから蓋を開けて耳に着けてタップしたらもう音楽が聴ける！手軽なのは本当にありがたいですよね。
いざ装着！前の項目でも触れましたが、ケースには左右逆に入っているので装着する際に間違えないように注意。
また、装着する際にはこの白いパット部分をまず耳の内部に固定してからイヤーフックをかけるとスムーズに装着できました。
着け心地
耳上部にフックを引っかけて使うタイプですが、直接あたる部分はすべてシリコンなので硬さや圧迫感は一切ありません。
むしろ着けたときに「ちゃんと着いてる？」「着け方これで合ってる？？」と思うくらい軽くて装着感がないんです！これはすごい。それでいて全然外れない！ジャンプしたり走ってみたりしたのですが、ズレることなくちゃんと安定して音楽を聴くことができました。
私は最長およそ3時間着けていましたが、最後の方、少し耳が痛くなってきたかな？と感じました。が、「痛いから外したい・・」となることはありませんでした。個人差があるとは思いますが、かなり着け心地のいいイヤホンだと思いました。
音質
さて、音質はどうでしょう？結論から言うと「良い！」
高音域、中音域、低音域、総じて問題ないと感じました。J-pop、洋楽を色々聴いてみましたが、「うーん弱い」と思ったものがありませんでした。そしてクラシック。ここは差が出るところなんですよね。が、私的に合格点！バイオリンソロ、ピアノソロ、チェロソロ、ギターソロは問題なし。そして最も差がでるオーケストラ。もちろん高音質なイヤホンには負けますが、こちらも問題なし！これはすごいと思います。イヤホンによっては、下手すると「あれ？違う楽団？何か楽器抜けてる？」と違和感を覚えるほどですが、そんなことも一切なく楽しむことができました。
一般的な骨伝導イヤホンのようにこめかみ当たりに当てて聞くタイプではないので聞こえ方も違うのかな？と思いましたがそこは同じでした。やはり一般的なイヤホンとは違う骨を伝って聞こえてくる感じです。耳の中に音楽が入るというよりも頭蓋骨に入る感じです。余談ですが、私はこの感じがとっても好きなんです。
通話ももちろん問題なし！
ここに高度なノイズキャンセリングとノイズアイソレーション技術を融合したマイクが。周囲の騒音をカットしてくれるのでクリアな通話ができるというわけ。
こちらに聞こえる相手の声もクリアに聞こえましたし、相手にもこちらの声がクリアに届いていました。
音漏れ
こちらに関してもかなり優秀だと感じました。普段使っているインナーイヤー型ワイヤレスイヤホン、ヘッドホン、骨伝導イヤホンと比較してみたのですが、音漏れの程度としては骨伝導ではない一般的なインナーイヤー型イヤホンと同じくらいです。
持っている骨伝導イヤホンの中では一番音漏れがしませんでした。
音楽を存分に愉しめる程度の音量で聴いていても相手に音楽がわかるほど漏れているということはありませんでした。インナーイヤー型で聴いている音量で音楽を聴きながらもそばにいる人と会話ができる骨伝導ならではの機能はやはり安心ですね。
ただ、私は他に2つの骨伝導イヤホンを持っているのですが（こちらを参照してください）、その2つのイヤホンに比べるとやはり耳の中に入れている分、外の音が聞こえにくいと感じました。あくまで比べると、という話で、全く問題なく聞こえていましたが。
総評
これはかなりおススメです！「Kaibo Buds Wave 1」、良いです！
設定、その後の使用、操作、シンプルで簡単で文句なし！音質、音漏れ文句なし！
個人的に買わない理由が見当たらないくらいおススメです。ちなみに防水機能もついているので、雨や汗で濡れても大丈夫。
フル充電で4時間音楽を再生でき、ケース併用で16時間使えるんだとか。
骨伝導イヤホンを知ってから、外部の音が聞こえつつ音楽がちゃんと体の中に入ってくれるこの便利さに私のリモートワークの相棒となっていたアイテム。別にイヤホンマニアというわけではないのですが、ワイヤレスイヤホン5つを気分によって使い分けている私、「Kaibo Buds Wave 1」ならリモートワークはもちろん、普段使いでも文句なしに使える！6つ目としてお迎えしたい！と思いました。これは買いですよ。
現在「Makuake」にてプロジェクト実施中！ですが、残り4日！急いでください！