一人暮らしのプロジェクターの相場は?安い機種はどんな感じ?
一人暮らしの部屋でも使えるサイズ感のプロジェクターの相場は1万円~20万円程度。くわしくは下記の通りです。
- 1~3万円台:とにかく安さ重視!品質は気にしない。
- 4~7万円台:ある程度良いスペックで低価格帯の機種
- 8~10万円台:暗い部屋で使うなら十分高いクオリティの機種
- 11~20万円台:電気を点けた部屋でも使える明るさ、4Kの高解像度など、より高い性能を求めるならこの価格帯
画質や明るさなど、こだわればこだわるほど価格が上がっていきます。
「安すぎて失敗するのは嫌だけど高すぎるのも嫌だ」という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、一人暮らしにぴったりなプロジェクターを見つけやすくするために、実際にプロジェクターを使った写真をたくさん掲載しています。
おすすめのプロジェクターもご紹介しますので是非ご覧ください。
一人暮らしのプロジェクターの選び方
一人暮らしのプロジェクター選びのコツを簡単にまとめると次の通りです。
- 部屋の大きさで選ぶ
- プロジェクターの大きさで選ぶ
- 設置方法で選ぶ
- どんなコンテンツをみるかで選ぶ
- 明るさで選ぶ
- 解像度で選ぶ
- 画面サイズで選ぶ
詳しく解説していきます。
部屋の大きさで選ぶ
長焦点プロジェクターの投影を映し出すときは、壁やスクリーンから一定の距離が必要です。
この時、プロジェクターから壁までの間に障害物があると、キレイに投影できません。自分の部屋で、投影距離の確保が出来そうか事前に確認しましょう。
ちなみに、大型テレビぐらいのサイズ感(約60インチ)で投影したい場合には、1.6mほどの投影距離が必要になることが多いです。より大画面で投影したい場合は、もっと長い投影距離が必要になります。※投影距離・投影サイズは機種によって異なります。
もし「どうしても投影距離の確保が難しい!」という場合には、超短焦点プロジェクターがオススメです。
超短焦点プロジェクターなら壁にペタッとつけて設置できるので省スペース!超短焦点プロジェクターは高額なイメージがあるかもしれませんが、JMGO O1であれば手に取りやすい価格なのでオススメです。
関連記事:【レビュー】超短焦点でコンパクトなプロジェクター「JMGO O1」なら部屋が広くなくてもOK!
プロジェクターの大きさで選ぶ
プロジェクターは女性が持つのが難しい大きさの物もあれば、手のひらサイズの物まで大小さまざま。コンパクトサイズでスペックの良いプロジェクターもあるので、部屋にあったサイズを選びましょう。
部屋に置くスペースはあるか、部屋にプロジェクターを置いた時圧迫感はないかなどシミュレーションしておくと失敗が少ないです。
設置方法で選ぶ
プロジェクターの設置方法はさまざま。ライフスタイルによって選ぶと良いでしょう。機種によっては一部の設置方法に対応していないこともあるので事前にチェックしましょう。
次の表にまとめましたので、参考にしてください。
そのまま設置 | ・三脚など追加で買う必要が無くてラクチン。 ・重心も安定しやすい。 ・角度調整しやすい機種を選ぶと三脚が無くても利便性が高い。 ・部屋のスペースを確保する必要があるので要チェック。 |
三脚を使って設置 | ・角度や高さ調整の自由度が上がる ・プロジェクターに三脚穴があるかチェック ・三脚を使うと重心が不安定になるプロジェクターが多いので転倒・故障に注意 |
天井投影 | ・ベッドで寝ながら映像を見れるのでリラックスできる ・三脚を使って天井投影することも出来るが重心が不安定になって危険な場合も多い ・そのまま天井投影できる機種を選ぶとラクチン ・壁にポスターや収納が多い場合にオススメ |
天吊り | ・プロジェクターを天井に設置するので場所を取らない ・基本的に工事が必要なので賃貸住宅では難しい ・照明一体型プロジェクターであれば賃貸でも大丈夫な場合も◎ |
画面サイズで選ぶ
小さい画面で投影する場合には特に問題ないのですが、大画面投影する場合は投影サイズをチェックしましょう。
大型テレビ程度の大画面なら60インチ以上、壁いっぱいに投影したいなら100インチ以上投影できるプロジェクターがオススメです。
明るさで選ぶ
4万円以上のプロジェクターであれば、暗い部屋でも十分な明るさがある場合が大半です。暗い部屋で使う前提であれば、明るさにはあまりこだわらなくていいでしょう。
ただし、電気を点けた部屋やレースカーテンを閉めた明るい昼間にプロジェクターを使いたい場合、明るさは重視するべきです。
特に暗い色合いのコンテンツを電気を点けた部屋で見る場合、機種によっては見えづらくなることも。
明るい部屋で使えるプロジェクター選びのコツやオススメ機種は下記の記事で解説しているので、ぜひご覧ください。
関連記事:明るい部屋でプロジェクターを実際に使ってみた!おすすめ機種4選をご紹介!
解像度で選ぶ
プロジェクターの解像度は4K、フルHD、HDなどがあります。解像度が上がるほどプロジェクターの値段も上がります。
個人的には、4Kコンテンツを積極的に見ないのであればフルHDで充分かと思います。
【4Kがオススメな人】
- フルHD版と4K版がある時、4Kを選ぶことが多い
- 解像度はとにかくこだわりたい
【フルHDがオススメな人】
- ドラマやバラエティー、アニメなど最初からフルHDで提供されている動画を見る事が大半
- コスパ良く高解像度のプロジェクターを手に入れたい
【HD以下の解像度がオススメな人】
- 解像度にあまりこだわりが無い
- とにかく安いプロジェクターが欲しい
一人暮らしにおすすめのプロジェクター
リーズナブルでコンパクト!取り入れやすい Adget Pocket Projector
10万円台のプロジェクターは高いと感じる場合は、Adgetのプロジェクターがおすすめ。4万円台で手に取りやすい価格です。
ハイエンドモデルのプロジェクターには劣るものの、エントリー最高クラスの明るさです。コスパ良くキレイな投影のプロジェクターを手に入れたい方は是非チェックしてみてください。
付属の三脚を使えば天井投影もカンタンにできます。
関連記事:【レビュー】Adget Pocket Projector使ってみた!実際の投影をたくさんの写真で紹介
Adget Pocket Projectorの商品ページはこちら
とにかくハイスペックなものが欲しいならコレ!JMGO N1S Ultra 4K
一人暮らしの部屋で使えて、とにかく上質な映像体験を手に入れたいならJMGO N1S Ultraがオススメ。この記事でも何回か出てきています。
4Kの高解像度、電気を使った部屋でも使える明るさの強さは圧倒的!
関連記事:【レビュー】JMGO N1S Ultra 4Kを使ってみた!3色レーザー搭載のハイスペックプロジェクター
また、ジンバル式なので三脚無しでも手軽に天井投影できます。ベッドで寝ながら動画を楽しめるのはリラックス出来て最高です。
ただ、デメリットなのは価格がお高めな事。安く手に入れたい方は下記のページでクーポン配布している事もあるのでチェックしてみてください。
もっと安く手に入れたい方は、同じJMGO N1SシリーズのJMGO N1Sなどもオススメ。
下記の記事で比較レビューもしているので是非参考にしてください。
関連記事:【レビュー】JMGO N1Sを使ってみた!リーズナブルな3色レーザープロジェクター
部屋がせまくて投影距離の確保が難しいならコレ!JMGO O1
物が多い部屋だとプロジェクター投影の障害になってしまうかもしれません。そんな時は超短焦点プロジェクターがオススメ!
壁にペタッとつけて使えるので、狭い部屋でも安心です。超短焦点プロジェクターは高いものが多いのですが、JMGO O1は10万円台前半。超短焦点プロジェクターの中でも比較的、手に取りやすい価格となっています。
照明と一体型でスペースを取らない!popIn Aladdin 2 Plus
天井照明とプロジェクターが一体型となっています。場所を取らないので部屋をより広く使えます。
部屋に生活感を出したくない、物を増やしたくない、という方にオススメです。
コンパクトで持ち運べるものが欲しいならコレ!Anker Nebula Capsule II
ベストセラーのプロジェクター。見たことある方も多いのではないでしょうか。
空き缶サイズでコンパクトなので一人暮らしの部屋にぴったりです。必要な機能がコスパ良く揃っています。
ただし、2019年発売と少し古い事、もう1~3万円出すともっとハイスペックなプロジェクターが手に入る点はデメリットかもしれません。
ゲームを楽しみたいならコレ!
ゲームをするならゲーミングプロジェクターがオススメです。応答速度が一般的なプロジェクターよりも速いためストレスなくゲームをプレイできます。
こちらのプロジェクターは短焦点なので狭い部屋でも使いやすく、ゲーミングプロジェクターの中では値段もお手頃です。
テレビと比較!プロジェクターを一人暮らしで使うメリット・デメリット
一人暮らしにプロジェクターを導入するか迷っている方もいるかと思います。そんな方のためにメリット・デメリットをまとめました。
メリット | デメリット |
・テレビ代わりになる ・テレビより大画面 ・電気代を抑えられる ・インテリアの自由度が高まる ・コンパクトな分、外出先や新居でも使える | ・昼間や電気を点けた部屋では見づらい ・大画面投影する場合、十分な投影距離が必要 |
詳しく説明します。
メリット1:テレビ代わりになる
プロジェクターをチューナーに接続することで地上波テレビを見る事が出来ます。テレビ代わりにプロジェクターを導入するのもオススメです。
詳しいやり方や注意点は下記の記事をご覧ください。
関連記事:プロジェクターをテレビ代わりに使ってみた!意外な注意点とおすすめプロジェクターをご紹介
メリット2:テレビより大画面
大型テレビの画面サイズは60~70インチ程度。プロジェクターなら100~300インチの投影が可能な機種があります。
テレビよりも大きな画面を手軽にゲットできるのはプロジェクターならではの利点。「映画館気分を味わいたい」「ライブ映像を大画面で臨場感たっぷりに見たい」という方はプロジェクターがオススメです。
メリット3:電気代を抑えられる
機種にもよりますが、一般的にテレビよりもプロジェクターの方が電気代が低い傾向があります。(※プロジェクターの投影方法やテレビのサイズによって電気代は異なります。)
電気代を節約したい方に、プロジェクターはオススメです。
メリット4:インテリアの自由度が高まる
一人暮らしの場合、ベッドやソファ、テーブル類をすべてワンルームに収める事も多く、テレビを置くと部屋が狭く感じやすいです。
また、テレビを置ける位置は限られているため家具の位置も固定化しがち。インテリアをこだわりたい人にとっては、つまらないかもしれません。
プロジェクターであれば天井や壁など好きな場所に投影できるので、インテリアの自由度が高まります。また、プロジェクターを使わない時はしまう事もできるので生活感を出さないレイアウトも手軽にできます。
メリット5:コンパクトな分、外出先や新居でも使える
一人暮らしにぴったりなプロジェクターはコンパクトな物が多いので、キャンプや友達の家にも持ち運べます。
また、今の部屋からより広い部屋へ引っ越す場合、小さいテレビは捨ててしまうかもしれませんが、プロジェクターは投影サイズを自由に変えられるので新居でも活躍しやすいです。
デメリット1:昼間や電気を点けた部屋では見づらい
基本的にプロジェクターは電気を点けた部屋で使うと、投影の色が褪せてしまいます。明るい部屋で食事をしながらハイクオリティの動画を見たい場合には適さないかもしれません。
暗い部屋やレースカーテンを閉めた部屋で使う事を前提にした方がよいでしょう。
ただ、高スペックのプロジェクターであれば電気を点けた部屋でも十分に明るいものもあります。詳しくは下記の記事で紹介しているので是非ご覧ください。
関連記事:明るい部屋でプロジェクターを実際に使ってみた!おすすめ機種4選をご紹介!
デメリット2:大画面投影する場合、十分な投影距離が必要
長焦点プロジェクターの場合は十分な投影距離を確保する必要があります。部屋に物がいっぱいあったり、狭い場合にはプロジェクターの利用が難しい場合も。
事前に設置できそうか確認しておきましょう。投影距離の確保が難しい場合は、壁にペタッと置ける超短焦点プロジェクターもオススメです。
一人暮らしのプロジェクターのよくある質問
スクリーンが無いので壁に投影してもいい?
壁への投影も可能です。もちろんスクリーンを使った方がクオリティが上がりますが、白い壁への投影でも十分キレイです。
まずはプロジェクターだけ買ってみて、後から必要になればスクリーンを購入する形でも良いでしょう。
プロジェクターでDVD/BDは見れる?
HDMI端子を搭載しているプロジェクターであれば可能です。DVD/BDレコーダーとプロジェクターをHDMIケーブルで繋げば視聴できます。
プロジェクターでAmazon Prime、Netflixは見れる?
パソコンをプロジェクターに繋いだり、Andoroid OS搭載のプロジェクターを使えば視聴可能です。
プロジェクターはコスパいい?
テレビに比べてプロジェクターは「同じ価格帯でより大きな画面を投影できる機種が多い」「電気代が安く済みやすい」といった観点でコスパがいいです。
プロジェクターを天井投影するにはどうすればいい?
プロジェクターの天井投影のやり方は簡単!プロジェクターのレンズ部分を天井に向けるだけ。 プロジェクターの機種によっては、そのまま天井投影できるものもあれば三脚などが追加で必要な場合もあります。
詳しくは下記の記事をご覧ください。