Black Shark 5 Pro で「Tower of Fantasy(幻塔)」をプレイしてみました。グラフィックや戦闘面の快適さなど、気になる使い心地をレビューしています。
幻塔のためにゲーミングスマホを買おうか悩んでいる人はぜひご覧ください。
画面設定をハイクオリティにしても、ぬるぬる動く!
幻塔は2022年8月に配信された新進気鋭のオープンワールドゲーム。広大な世界観と自由なキャラメイクが評判です。
ただ、スペックが十分ではないスマホでは発熱やカクつきが激しくなってしまうためPC版で遊んでいる方も多いのではないでしょうか。
ゲーミングスマホ Black Shark 5 Proなら、スマホで高画質かつスムーズな操作感を楽しめます。
画質を「究極+UHD+90fps」に設定したときのゲーム画面
画質を「究極+UHD+90fps」に設定したときの画面はこんな感じ。キャラクターのグラフィックはもちろん、遠くの景色までしっかり描画されています。
かなり負荷のかかりそうな設定ですが、この設定でもスムーズに遊べます。
ロード直後は若干カクつくことがありますが、それ以外は基本的にカクつかず思いのままに遊べます。発熱は1時間ずっとプレイしても付属のケース越しにほんのり暖かい程度です。
画面もタップも反応が速い
Black Shark 5 Proは、144Hzのリフレッシュレートと最大720Hzのタッチサンプリングレートを実現。つまり画面表示の反応もタッチの反応も、一般的なスマホに比べてかなり高速です。
気持ちよく戦闘したい人にとってコンボを決めるためのタイミングは重要です。そんな時、スムーズで応答性の高いBlack Shark 5 Proは強い味方になってくれますよ!
ロード時間が短い
最初のゲーム起動のロード時間。低スペックのスマホだと、かなり待たされることが多々あります。
Black Shark 5 Proなら通信環境にもよりますが、基本的に数秒程度で完了します。待ち時間が大分減るのでゲーム時間を大分増やせます。
音響がすごい
Black Shark 5 Proのスピーカーは端末上部と下部の2箇所にあります。これにより横持ちしたときに、右からの音は右耳に、左からの音は左耳に入ってきて、音が立体的に臨場感たっぷりで聞こえます。
容量に余裕がある
画像を見ても分かる通り、Black Shark 5 Proは256GBのROMを搭載しているので、かなり余裕があります。一般的なアプリ+数本のゲームタイトルをインストールして、これだけ空きがあります。
筐体が熱くなりにくい
Black Shark 5 Proは、主要パーツを2つの液体冷却プレートでサンドイッチしている構造です。これによりハイスペックなCPUを積んでいても、発熱が抑えられパフォーマンスを維持しやすくなっています。
ベンチマークテストを4回連続で行った場合は、下記のような結果でした。
スコア | 温度上昇 | 最高温度 | |
1回目 | 1029804 | 10.2℃ | 38℃ |
2回目 | 1022941 | 5.7℃ | 43.6℃ |
3回目 | 1022291 | 5.1℃ | 45.8℃ |
4回目 | 1021412 | 3.3℃ | 46.6℃ |
発熱は多少あるものの、パフォーマンスは落ちにくく心強いです。
Black Sharkのスマホ冷却クーラーもあるので、一緒に使うと長時間連続でゲームをしやすくなります。
スマホ冷却ファン Black Shark FunCooler 2PRO
大容量バッテリー&充電がスピーディー
4650mAh大容量バッテリーを積んでいるので長い時間ゲームに没頭できます。
充電が切れても、付属の高速充電ケーブルを使ってスピーディーにフル充電することも可能です。
120W高速充電ケーブルを使えば20数分程度でフル充電できます。急速充電モードに切り替えれば約15分でフル充電することも可能です。
さらに充電しながらスマホを使う時は、電池を迂回して直接スマートフォンに給電をするバイパス充電システムも搭載されているので、電池の消耗を減らせます。
トリガーですぐに技を出せる
Black Shark 5 Proにはポップアップトリガーが搭載されています。いわゆるゲーム機のLRボタンのようなものです。画面上の好きな位置に割り当てる事ができます。
攻撃を物理ボタンでスピーディーに繰り出せるので、コンボを決めたい方や誤タップを減らしたい方におすすめです。
普段使いには向いている?
ゲーミングスマホをゲーム専用機にするのもアリですが、せっかくなら普段使いしたいという方も多いはず。結論から言うと、Black Shark 5 Proは普段使いのスマホとしても使えます。
対応キャリア
技適に対応。ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルなど日本のキャリアでも使えるので、simカードを入れて電話やインターネットをすることも出来ます。
詳しくはこちら:【Black Shark 5シリーズ】日本モデル 対応キャリア・対応バンド表
セキュリティ
セキュリティは指紋認証と顔認証に対応。電源ボタンに指を置くことで指紋認証が行われます。
カメラ
上の画像はBlack Shark 5 Proのリアカメラで撮影した写真。高解像度の写真が撮れます。左下の文字は設定で消すことも出来ます。
防水
IPX2の防水レベルです。ちょっとした水滴であれば問題ありません。水没させる可能性が高い場所での使用は難しいですが、普段使いで少し雨が当たる程度なら大丈夫そうです
スマートアシスタント「シャークちゃん」
Black Shark 5 Proにはスマートアシスタントのシャークちゃんがいます。
待ち受け画面にシャークちゃんを設置したり、早朝の目覚ましでシャークちゃんに起こしてもらう事もできます。
Black Shark 5 Proではシャークちゃんのボイス集や短いストーリーもあるので、ぜひ購入して確かめてみてください。
もちろんこれらのシャークちゃん機能はオフにもできますので、お好みでご利用ください。
Black Shark 5 Proのデメリット
ここまでBlack Shark 5 Proの良い所をたくさん紹介してきましたが、デメリットもあります。
重たく感じるかも
重さは220g。一般的なスマホと比べると重ためです。この重量のスマホに慣れていないと手が疲れてしまいますが、数か月もすると慣れます。
イヤホンジャックが無い
Black Shark 5 Pro にはイヤホンジャックがありません。有線イヤホンを使う場合にはType-C端子の物を使う必要があります。
NFC機能が無い
NFC機能が搭載されていないため、モバイルSuicaなどが使えません。スマホでキャッシュレスを実現したい人には不向きと言えます。
価格
Black Shark 5 Pro の価格は118,800円(税込)。iPhone 14など最新のスマホと同じ価格帯です。
クアルコムのフラッグシッププロセッサであるQualcomm®Snapdragon™8 Gen 1を搭載してこの価格なのは、むしろお得と言えます。
【比較】Black Shark 5 ProとBlack Shark 5ならどっちがいい?
Black Shark 5 ProとBlack Shark 5で主に違うのは下記のスペックです。
- CPU/GPU
- RAM+ROM
- スピーカー
- サイズ&重量
- カメラ
- 価格
サイズ感や重さ、持ち心地はあまり大きな違いを感じませんでした。
違いを感じやすいのはグラフィックと動きの滑らかさ、スピーカーの音質です。やはり比べてみると5 Proの方が美麗な画質のままスムーズに動きます。音質も臨場感や立体感を強く感じます。ゲーム体験にかなりこだわりがある方は5 Proを買った方が安心です。
ただ5も十分なスペックなのでカクついたりする事は無いですし、同時に比較したり、かなりのゲーマーでは無いと違いが分からない方も多いと思います。
コスパ良くスペックの良いゲーミングスマホが欲しいなら「Black Shark 5」。究極のゲーム体験を目指すなら「Black Shark 5 Pro」がオススメです。
スペック比較(違いがある部分のみ)
Black Shark 5Pro | Black Shark 5 | |
CPU GPU | Qualcomm Snapdragon 8gen1+ SDX65 3.0GHz(Qualcomm®Snapdragon™ プレミアムティアプロセッサ) Qualcomm®Adreno™730GPU | Qualcomm Snapdragon 870 + SDX55 3.2GHz(Qualcomm®Snapdragon™ プレミアムティアプロセッサ) Qualcomm®Adreno™650GPU |
RAM+ROM | 12GB + 256GB LPDDR5、6400MHz Enhanced UFS3.1、デュアルチャネル ※拡張SDメモリカード機能なし | 8GB + 128GB LPDDR5、5500MHz UFS 3.1、デュアルチャネル ※拡張SDメモリカード機能なし |
サイズ&重量 | 163.9mmx76.5mmx9.5㎜ 220g | 163.8mmx76.3mmx10㎜ 218g |
カメラ | 【リアカメラ】 メインカメラ: 1億800万画素、0.7µm、f /1.75絞り、 7pレンズ、LEDフラッシュ 広角カメラ: 1300万画素 、5pレンズ、120°広角 マクロカメラ: 500万画素、 f /2.4絞り、3pレンズ PDAFオートフォーカス/薄暗い光の強化/ ウルトラショットHDR /ドキュメントモード/ ポートレートモード/ダイナミックモード/ パノラマモード/ AIカメラをサポート 【フロントカメラ】 1600万画素、0.8µm、4in1、 f /2.45絞り AIビューティーモード/ポートレート写真 png、gif、jpg、bmp、webp、wbmp をサポート | 【リアカメラ】 メインカメラ: 6400万画素、0.7µm、f /1.79絞り、 6pレンズ、LEDフラッシュ 広角カメラ: 1300万画素 、1.12µm、f /2.2絞り、 5pレンズ、120°広角 マクロカメラ: 200万画素、 f /2.4絞り、3pレンズ PDAFオートフォーカス/薄暗い光の強化/ ウルトラショットHDR /ドキュメントモード/ ポートレートモード/ダイナミックモード/ パノラマモード/AIカメラをサポート 【フロントカメラ】 1600万画素、0.8µm、4in1、f/2.45絞り AIビューティーモード/ポートレート写真 png、gif、jpg、bmp、webp、wbmpを サポート |
スピーカー | デュアルステレオスピーカー ダブル 14V Smart PA、 ダブル 1216(0.8mm振幅) mp3、amr、flac、aac、wav、ogg、wma、 ape、aiffをサポートします | デュアルステレオスピーカー ダブル 11V Smart PA、 ダブル 1216(0.5mm振幅) mp3、amr、flac、aac、wav、ogg、 wma、ape、aiffをサポートします。 |
価格 | 118,800円(税込) | 69,800円(税込) |
関連記事:Black Shark 4Pro? Black Shark 5? それともBlack Shark 5Pro?
口コミ
大きな目的だったネットワーク、OSの動作は安定しており安心して原神等重い処理のゲームができ、ストレスフリーとなりました。ただ、処理するゲームによっては電池の減りは想像より早い。急速充電やバイパス充電でカバーするしかないかな、と思います。
引用元:Amazon
「ウマ娘」をメインで遊んでいますが、ゲーミングスマホとしては非常に良い。音質がとても良いので、ライブを観るのがとても楽しい。
(中略)
欠点としては、防水性能が低いのがマイナス程度。次世代モデルでは、防水性能多少なりともを上げてくれれば問題なし。
引用元:Amazon
まとめ
Black Shark 5 Proを使えば、画質「究極+UHD+90fps」のハイクオリティな設定にしてもカクつくことなくスムーズな動きを楽しめます。広大な世界観を堪能したい方におすすめです。
また、画面やタップの反応もよく、物理ボタンもあるので素早くコンボを決めたい時も強い味方になってくれます。バトルで強くなりたい人は必見です。
※この記事の情報は2022/9/21時点のものです。価格やスペック等の情報は変更される可能性があります。最新情報は商品ページをご覧ください。