XGIMI Halo とXGIMI HORIZON Pro の違いを知りたい方は意外と多いのではないでしょうか。
結論から言うとHORIZON Pro の方が上質な映像体験を味わえます。ですが、比較的お手ごろにハイスペック機種を手に入れたい方や、外出先に持ち運びたい方はHalo がおすすめです。
今回の記事ではHalo とHORIZON Proのどちらを買おうか迷っている方はもちろん、HaloからHORIOZON Proへ買い替えようか迷っている方にも役立つように、両機を徹底的に比較しました。
実際の投影の鮮やかさや解像度、台形補正、オートフォーカスなどが気になる方は是非ご覧ください。
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【目次】
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外観
どちらもメタリック感のあるモノトーンカラー。洗練されたフォルムで、どんなインテリアにもマッチしそうです。
実際に持ってみるとこんな感じ。Haloは少し重みがありますが片手で持つ事が出来ます。カバンに入れて外に持ち運ぶことも出来そうです。
HORIZON Proはしっかり両手で持つ必要がありますが、ちょっとした部屋の移動なら簡単に持ち運べます。
Halo | HORIZON Pro | |
サイズ | 113.5 × 145.0 × 171.5 mm | 208.4 x 218.4 x 136.2 mm |
重さ | 1.6kg | 2.9kg |
実際に投影した際の比較
両機を並べて壁に投影して比較しました。※暗い部屋で壁に投影したものをスマホで撮影しています。
色合いの比較
上記の紅葉の投影を見ても分かる通り、HORIZON Pro 方がよりハッキリと赤や黄色の鮮やかな色合いを表現できています。
また、上記のオオカミの色合いを見ても、HORIOZON Pro の方がより自然な色合いです。
明るさが強い分HORIZON Pro の方がハッキリとした色合いを楽しめます。より詳細に投影比較を見たい方は次のYouTube動画をご覧ください。
YouTube「投影比較 XGIMI Halo vs HORIZON Pro」(外部サイト)
解像度の比較
Halo | HORIZON Pro | |
解像度 | 1920 x 1080(フルHD) | 3840 x 2160(4K) |
HORIZON Pro の方がHalo よりも解像度は高いです。40インチ以下の大きさで投影する場合はあまり両機の違いを感じないかもしれませんが、大画面で投影した時のHORIOZON Pro の投影は感動的。
明るさの比較
Halo | HORIZON Pro | |
明るさ | 600~800 ANSIルーメン | 2200 ANSIルーメン |
明るさがHalo の2倍以上あるHORIZON Pro 。並べて投影すると明るさの違いは一目瞭然です。※明るさにかなり差があるためHalo は実際よりも暗く写っていますが、実際には下記の画像くらいの明るさです。
蛍光灯を付けた部屋では両機の明るさの違いがより分かります。
Halo は明るい部屋だと暗い色合いの画像が見づらかったり文字が読みづらかったりしますが、HORIZON Pro は明るい部屋でも視認できます。
投影距離の比較
両者とも投影距離に対する投影サイズは同じ。詳しい投影距離と投影サイズについては表をご覧ください。
Halo | HORIZON Pro | |
60インチ | 1.58 m | 1.58 m |
80インチ | 2.12 m | 2.12 m |
100インチ | 2.65 m | 2.65 m |
300インチ | 7.95 m | 7.95 m |
※投影距離はスペック値から計算で出しています。
投影サイズの比較
Halo | HORIZON Pro | |
投影サイズ | 30 ~ 300インチ | 40 ~ 300 インチ |
両機ともに最大投影サイズは300インチ。これは172cmの身長をも優に超える圧倒的な大きさです。
投影サイズにおいては、Halo もHORIZON Pro も満足できそうです。
台形補正(キーストーン補正)
Halo | HORIZON Pro | |
台形補正(自動) | 垂直 ±40° | 垂直 ±40° 水平 ±40° |
台形補正(手動) | 垂直 ±40° 水平 ±40° | 垂直 ±45° 水平 ±45° |
両機ともに充実した台形補正機能を搭載。設置場所に制限があっても柔軟に対応できそうです。さらにHORIOZON Pro は自動の水平台形補正や障害物回避機能、自動スクリーン補正機能を備えています。
画像は、自動で障害物(柱)を回避した上で水平の台形補正を行うHORIZON Pro。かなりハイテクです。
これはHalo には出来ない芸当です。
実際の台形補正の様子は、次のYouTube動画でもご覧いただけます。
YouTube「HORIZON Pro の台形補正」(外部サイト)
オートフォーカス
Halo | HORIZON Pro | |
オートフォーカス | 〇 | 〇 |
両機ともにオートフォーカスを搭載し、設置位置を変えればすぐに起動します。わざわざリモコンからオートフォーカスボタンを押す必要もなく、自分でピント調整する必要もないのでラクチンです。
Halo はオートフォーカス実行中にXGIMIロゴが表示されます。オートフォーカスは数秒で終わるのであまり問題ありませんが、動画鑑賞を一時中断せざるを得ません。
対してHORIZON Pro は微細な動きでオートフォーカスを行います。パッと見ただけではオートフォーカスを行っていることにも気づきません。動画鑑賞を邪魔することなく、ずっと綺麗なピントを楽しめます。
YouTube「Halo のオートフォーカス」(外部サイト)
YouTube「HORIZON Pro のオートフォーカス」(外部サイト)
スピーカー
Halo | HORIZON Pro | |
スピーカー出力 | 5W x 2 | 8W x 2 |
メーカー | Harman Kardon | Harman Kardon |
スピーカーにおいてはHORIZON Pro の方がリアルな音を味わえます。さらに、HORIZON Proは「DTS Studio Sound」をオンにすることでサラウンドサウンドのように聴こえる工夫がなされていてます。
とはいえHalo も素晴らしい音質です。音質にあまりこだわらない方や外部スピーカーに繋ぐ場合はHalo でも十分に満足できます。
使いやすさ
ソフト面の使いやすさはほぼ同じ
両方ともOSはAndroid TVで、使い心地はほとんど同じです。ホーム画面には様々なアプリやオススメ動画が並び、リモコンや音声入力で操作します。
Android TVとは、Google社が提供しているAndroidを搭載したスマートテレビ用のOSです。Google Playストアからは4,000を超えるアプリがダウンロードでき、数えきれないほどのゲームや動画アプリ、その他アプリが楽しめます。
YouTube、Hulu、dTV、Abema TVなどの動画アプリもダウンロード可能です。
Halo | HORIZON Pro | |
OS | Android TV 9.0 | Android TV 10.0 |
※Android TV 9.0 とAndroid TV 10.0 で使い心地の大きな差はありませんが、Android TV 10.0の方がシステム全体の安定性、セキュリティ保護の面でアップグレードしています。
起動のスピード
今までプロジェクターは起動に数分かかるのが当たり前。それはHalo も同様です。テレビと比べるとプロジェクターは起動が少し面倒な物でした。
しかし、2021年に新しく登場したHORIZON Proは違います。電源に繋いだままにしておけば、たった6秒程度で起動。テレビ感覚で気軽に使い始められます。毎日使う事を考えているならHORIZON Pro はストレスフリーです。
リモコン
リモコンのボタン配置もほぼ一緒です。どちらもBluetoothリモコンなので反応がよく、多少プロジェクターから方向を外していても操作できます。
Halo のリモコンはプラスチック感のある仕上がり。HORIOZON Pro のリモコンは金属光沢のある仕上がりで高級感があります。
本体ボタン
両機とも本体上部にボタンがあり、リモコンが無くても動画再生/停止や音量の変更ができます。
バッテリー内蔵か否か
Halo | HORIZON Pro | |
バッテリー内蔵 | 〇 | × |
Halo はバッテリー内蔵なので充電しておけばコンセントの無い場所でも使えます。外出先に持っていくときはもちろん、部屋で使う際もコンセントを意識せず配置できるので自由度が高いです。
一方、HORIOZON Pro は据え置き型のホームプロジェクターという事もあり、使用時には必ずコンセントに繋ぐ必要があります。
一体型スタンドの有無
Halo | HORIZON Pro | |
一体型スタンド | 〇 | × |
Halo には一体型スタンドがあるので、ちょっとした角度調整なら三脚がなくても可能です。HORIZON Pro で角度調整する際は三脚を用意する必要があります。
三脚穴
Halo | HORIZON Pro | |
三脚穴 | 〇 | 〇 |
両機とも底面に三脚穴があります。
インターフェイス
Halo | HORIZON Pro | |
入力 | DC x 1 HDMI x 1 USB 2.0 x 1 | DC x 1 HDMI x 2 (ARC x 1) USB 2.0 x 2 LAN x 1 |
出力 | ヘッドフォン x 1 | ヘッドフォン x 1 OPTICAL x 1 |
Halo はHORIZON Pro に比べると少ないですが、必要なインターフェイスは揃っています。
HORIOZON Pro はインターフェイスが豊富。HDMI 端子が2つあるので、ゲームを大画面でプレイした後にパソコンを繋いで映画を見るときも、わざわざHDMIケーブルを抜き差しする必要がありません。LAN 端子があるので有線でネットに繋ぐことも出来ます。
価格
Halo | HORIZON Pro | |
税込み価格 | 96,800円 | 176,880 円 |
Halo とHORIOZON Pro の価格差は約8万円。HORIZON Pro は4Kの解像度、最大300インチと大型4K液晶テレビと遜色ないスペックなので、この差は仕方ないのかもしれません。
ですが、HORIZON Pro は4K高輝度ホームプロジェクターの中では安い部類に入ります。手の届く価格で、リッチな映像体験を追求するならHORIZON Pro は良い選択かもしれません。
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総評
Halo とHORIZON Pro を比較してきましたが、両者とも優れた点のあるプロジェクターでしたね。
HORIOZON Pro は、4K動画を頻繁に見る人、ホームシアターに憧れのある人、映像と音にこだわりのある人にオススメです。4Kの高画質を自分の身長を超える大画面で味わう体験は、液晶テレビで叶えるのは難しいのではないでしょうか。また、障害物を回避する台形補正や動画視聴の邪魔をしないオートフォーカスは映像生活をかなり快適にしてくれます。2200ANSIルーメンの高輝度で明るい部屋でも使えて、すぐ起動するのでストレスフリー。価格は高く感じるかもしれませんが、その分、日常離れしたリッチな経験が堪能できるプロジェクターです。
一方Halo は価格もスペックもバランスが取れていて、多くの人が満足できるのではないでしょうか。解像度はフルHDですが十分に綺麗な画質です。オートフォーカスと垂直・水平方向の台形補正を兼ね備えていますし、300インチの大画面投影も可能です。充電すれば外に持ち運べるのも嬉しいですね。
ただし、映像を見た時の衝撃や感動はHORIOZON Pro の方が圧倒的です。一度HORIZON Pro の美しさを味わったらHalo では満足できない人は少なくないのではないでしょうか。
是非、あなたのこだわりに合わせて選んでみてください。
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スペック一覧
XGIMI Halo | XGIMI HORIZON Pro | |
投影解像度 | 1920 x 1080 (フルHD) | 3840 x 2160 (4K) |
明るさ | 600~800ANSIルーメン | 2200ANSIルーメン |
本体サイズ | 113.5 × 145.0 × 171.5 mm | 208.4 x 218.4 x 136.2 mm |
重さ | 1.6kg | 2.9kg |
投影方式 | DLP | DLP |
画面縦横比 | 16:9 | 16:9 |
推奨投影サイズ | 30インチ~300インチ以上 | 40インチ~300インチ以上 |
投影倍率 | 1.2:1 (投影距離2m:76インチ) | 1.2:1 (投影距離2m/76インチ) |
自動台形補正 | 垂直 ±40° | 垂直 ±40°、水平 ±40° |
手動台形補正 | 垂直 ±40°、水平 ±40° | 垂直 ±45°、水平 ±45° |
ディスプレイチップ | 0.33インチ DMD | 0.47インチ DMD |
スピーカー出力 | 5W x 2基 | 8W x 2基 |
CPU | Amlogic T950X2 | MT9629 |
GPU | Mali-G31 | Mali-G52 |
RAM | 2GB | 2GB |
ストレージ | 16GB | 32GB |
OS | Android TV 9.0 | Android TV 10.0 |
Google アシスタント | ○(リモコンや接続マイクからの音声操作) | ○(リモコンや接続マイクからの音声操作) |
ミラーリング | Chromecast | Chromecast |
入力 | DC x 1 HDMI x 1 USB 2.0 x 1 | DC x 1 HDMI x 2 (ARC x 1) USB 2.0 x 2 LAN x 1 |
出力 | ヘッドフォン x 1 | ヘッドフォン x 1 OPTICAL x 1 |
Wi-Fi※1 | 2.4/5GHz, 802.11a/b/g/n | 2.4/5GHz, 802.11a/b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth 4.2/5.0 | Bluetooth 5.0 |
騒音 | 30dB 未満 | 30dB 未満 |
内蔵バッテリー | 有り | 無し |
消費電力 | 90W | 200W 未満 |
電源 | AC100-240V, 50/60Hz | AC100-240V, 50/60Hz(250.04W) |
光源寿命 | 30000時間 | 25000時間 |
※当記事における価格や仕様、デザインなどの商品情報は2021年6月時点の物であり、予告なく変更される可能性があります。最新情報は各商品の公式サイトをご覧ください。
※特に記載がない場合は、各プロジェクターはリセット後の標準設定のまま使用しています。
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