プロジェクターを壁に投影する時の注意点!スクリーン無しでもキレイに投影するコツを紹介!

実はスクリーンが無くても、壁にプロジェクター投影してもOK!ただし、いくつか注意点があります。

今回は壁にプロジェクター投影するコツを徹底解説!色や模様のついた壁に投影する場合についても写真付きでご紹介します。おすすめのプロジェクターを知りたい方も是非ご覧ください。

【目次】

  1. 壁の種類別:プロジェクター投影の見え方
    1. 白い壁にプロジェクター投影
    2. 色のついた壁にプロジェクター投影
    3. 柄のついた壁にプロジェクター投影
    4. デコボコの壁にプロジェクター投影
    5. ホワイトボードにプロジェクター投影
  2. 壁に投影するメリット・デメリット
  3. 壁に投影する時のポイント
  4. 壁投影におすすめのプロジェクター
  5. スクリーン無し!投影できる壁も無い時のプロジェクター投影方法4つ
  6. 壁にプロジェクター投影するときのよくある質問

壁の種類別:プロジェクター投影の見え方

白い壁にプロジェクター投影

白くなめらかな壁であれば、スクリーンが無くても綺麗な投影を楽しめます。こだわるのであればスクリーンが良いかもしれませんが、大半の人は白い壁への投影で充分に満足できます。

色のついた壁にプロジェクター投影

部屋によっては白い壁が無い場合もあるかと思います。色がついた壁ではどんな風にうつるのでしょうか?画像のようなグレーの壁で試してみました。

部屋が暗く、プロジェクターの明るさがしっかりあれば、そこまで壁の色は気になりません。プロジェクターの投影が壁の色を隠してくれます。

プロジェクターの明るさ別:投影の見え方

ただし、プロジェクターの明るさが弱かったり、部屋が明るすぎる場合は壁本来の色が透けて見えてしまいます。特に暗い色合いの投影の場合は壁の色が透けて見えやすいので、明るさ(ルーメン)の強いプロジェクターを選んだ方がいいでしょう。

また、白い壁より暗い色合いの壁の方が、黒色の投影がより黒く見えます。逆に白い壁に投影した方が白色の投影はより白く見えます。黒を強調したいか、白を強調したいかで壁の色を選んでみてもいいかもしれません。

実は黒いスクリーンもあるんですよ!

上:白い壁に投影した時
下:黒いスクリーンに投影した時

関連記事:JMGO N1 Ultraを最大限まで楽しみたいならVIVIDSTORMプロジェクタースクリーン!長焦点用とレーザー用オススメはどっち!?

柄のついた壁にプロジェクター投影

模様がついた壁紙に投影するとどうなるのでしょうか?今回は木目の壁に投影してみました。

アニメなど単調な色合いが多いコンテンツは、壁の模様がハッキリ見えてしまいます。

一方で実写の投影であれば、そこまで壁の模様は気になりません。映像にエフェクトがかかったように見えるので、壁に模様がある方が"味"を感じる事もあるかも。

プロジェクターの明るさ別:投影の見え方

プロジェクターの明るさが弱かったり、部屋が明るすぎる場合は、壁の模様が浮き出てしまいやすいです。どうしても模様付きの壁しかない場合は、スクリーンを買うか、明るさ(ルーメン)の強いプロジェクターを選ぶのが無難です。

デコボコの壁にプロジェクター投影

次はデコボコの壁に投影していきます。

デコボコした感じが投影にも影響しています。実写映像はいいかもしれませんが、アニメなどの視聴はやめた方がよさそうです。

ただ、近くで見た時に壁がデコボコしていても、遠くからみて分からない程度であればそこまで気になりません。

実際にプロジェクターを見るときと同じくらい壁から離れてみて、デコボコが気にならなければ問題ないでしょう。

ホワイトボードにプロジェクター投影

次はホワイトボードに投影します。

白くてスベスベなので、かなりキレイに投影が映ります。

赤い矢印部分:プロジェクターの光の照り返しが少し眩しい

ただし、表面がツルツルしている分、プロジェクターの光の照り返しがあります。少し眩しい程度ですが、長時間の視聴をする人や強い光が苦手な人はやめた方がいいかも。

壁に投影するメリット・デメリット

「スクリーンと壁投影、どっちがいいの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

壁に投影するメリット・デメリットを簡単にまとめました。

メリットデメリット

・スクリーンを買わなくて済む

・セッティングが楽

・スクリーンに比べると投影の品質が多少落ちる

壁に投影する方が手軽でラクチンです。無地のなめらかな壁であれば、大半の人はスクリーン無しでも満足できます。

ただし、究極の投影を目指すのであればプロジェクターはもちろんスクリーンも高額なものを選んだ方がいいでしょう。

スクリーンを購入するか迷う場合は、まずは壁投影してみてからスクリーンを購入するか検討してみてもいいかもしれません。

壁に投影する時のポイント

壁にプロジェクター投影する時のポイントは次の5つ!

  1. 無地で凹凸の少ない壁を選ぶ
  2. できるだけ暗い部屋で投影する
  3. 明るさの強いプロジェクターだと投影がキレイに映りやすい
  4. 壁の大きさや投影距離をチェック
  5. 台形補正機能があるプロジェクターがあると、設置の自由度が上がる

詳しく解説していきます。

無地で凹凸の少ない壁を選ぶ

JMGO N1 Ultraで投影

プロジェクター投影する時はできるだけ、無地でデコボコが少ない壁を選んだ方がいいでしょう。壁に模様やデコボコがあると、どうしても投影のノイズになってしまいます。

白や黒、灰色など彩度が低い色の壁は、部屋を暗くすればあまり気になりません。

できるだけ暗い部屋で投影する

JMGO N1 Proで投影

やはり部屋を暗くすればするほど、プロジェクターの投影も鮮明に映ります。カーテンを閉めたり、光が入りにくい部屋を選んだ方がいいでしょう。

明るさの強いプロジェクターだと投影がキレイに映りやすい

壁に投影するなら明るいプロジェクターがオススメ。ただし明るさが強いほどプロジェクターの価格も上がりやすいです。

安いプロジェクターを使いたい場合は、部屋をできるだけ暗くする方に注力することをオススメします。

壁の大きさや投影距離をチェック

投影距離と投影サイズの一例

プロジェクターで大画面投影する場合は、壁からできるだけ離して投影する必要があります。間に障害物があってもいけないので家具のレイアウトなども考慮する必要があります。

もし壁から離してプロジェクター設置するのが難しいのであれば、超短焦点プロジェクターがオススメです。壁にペタッとつけて設置できるので、インテリアの自由度が上がります。

関連記事:【レビュー】超短焦点でコンパクトなプロジェクター「JMGO O1」なら部屋が広くなくてもOK!

台形補正機能があるプロジェクターがあると、設置の自由度が上がる

台形補正とは、プロジェクターの投影を真四角にするための補正機能のこと。台形補正があれば、壁から多少斜めに設置してもキレイな投影を楽しめます。

JMGO N1シリーズのシームレス台形補正

最近では自動で台形補正してくれるプロジェクターもあるので、セッティングも楽ちんです。

壁投影におすすめのプロジェクター

ハイエンドモデルのレーザープロジェクター JMGO N1 Ultra

JMGOから登場しているハイエンドモデルのレーザープロジェクター。3色レーザープロジェクターなので、LEDに比べて明るく色彩も豊かになっています。 

白い壁でも十分明るく見えるのはもちろん、電気を点けた部屋でも使えるレベルの明るさなのが素晴らしいです。解像度は4K、台形補正もリアルタイムでスピーディー。ハイエンドモデルが欲しいならこちらがオススメです。

関連記事:【レビュー】JMGO N1 Ultraを使ってみた!電気を点けた部屋でも使える明るさのレーザープロジェクター

JMGO N1 Ultra 商品ページ

JMGO N1 Pro

ミドルレンジのレーザープロジェクター。フルHDの解像度で1500 CVIAルーメンの明るさです。

白い壁に投影して使ってみるとこんな感じです。投影がはっきり見えますね。

関連記事:【レビュー】JMGO N1 Proを使ってみた!コスパ良く明るいプロジェクターを探している方必見

JMGO N1 Pro 商品ページ

JMGO N1

リーズナブルにレーザープロジェクターを手に入れたいならJMGO N1がおすすめ。10万円台で手に入る3色レーザープロジェクターです。

レーザープロジェクター JMGO N1の投影

JMGO N1シリーズの上位機種には劣りますが、3色レーザーを搭載しているため十分に明るいです。部屋を暗くすれば壁投影でもしっかり映えます。

関連記事:【レビュー】JMGO N1を使ってみた!実際の投影を写真盛りだくさんでご紹介

JMGO N1 商品ページ

リーズナブルでコンパクト!取り入れやすい Adget Pocket Projector

10万円台のプロジェクターは高いと感じる場合は、Adgetのプロジェクターがおすすめ。4万円台で手に取りやすい価格です。

白い壁に投影

レーザープロジェクターには劣るものの、エントリー最高クラスの明るさです。よりお手頃に明るいプロジェクターを手に入れたい方は是非チェックしてみてください。

関連記事:【レビュー】Adget Pocket Projector使ってみた!実際の投影をたくさんの写真で紹介

商品ページはこちら

JMGO O1 Pro

プロジェクターを設置するのは十分な投影距離が必要ですが、家具が多いと難しいかもしれません。そんな時は超短焦点プロジェクターがオススメです。

JMGO O1 Proは壁にペタッとつけられて、1500ANSIルーメンの明るさとフルHDの高解像度です!

JMGO O1 Pro 商品ページ

もっとリーズナブルに超短焦点プロジェクターを手に入れたいなら、JMGO O1もオススメです。

関連記事:【レビュー】超短焦点でコンパクトなプロジェクター「JMGO O1」なら部屋が広くなくてもOK!

JMGO O1 商品ページ

スクリーン無し!投影できる壁も無い時のプロジェクター投影方法4つ

部屋に投影できる壁が無い、スクリーンも出来れば買いたくない、という方もいるかもしれません。そんな方に向けて対処法を4つご紹介します。

天井に投影する

部屋にいい壁が無い時は天井投影がオススメ。天井は障害物が少なく、シンプルな壁紙であることも多いので投影にピッタリな可能性大!

ベッドで寝ながら映画鑑賞が出来るのでとてもリラックスできますよ。

関連記事:天井投影対応プロジェクターおすすめはコレ!天井投影のやり方や注意点もご紹介

壁に模造紙を貼る

子どもの時、壁新聞などで使った模造紙。実は100円均一や文房具屋さんで売っていることも。白く無地の紙であればスクリーン代わりに使えます。ただし紙なのでシワがつきやすく、長持ちしません。

賃貸にオススメ!はがせる壁紙を使う

最近では賃貸住宅でも使える、貼ってはがせる壁紙が登場しています。白く無地の壁紙を貼り付ければ、壁をスクリーン代わりに使えます。

ロールスクリーンを使う

ロールスクリーンにプロジェクター投影するのも◎

今のカーテンをロールスクリーンに変えてもいいですし、本棚や生活用品を隠すためにロールスクリーンを設置してもいいですよ。

壁にプロジェクター投影するときのよくある質問

プロジェクター投影で壁が焼けるって本当?

壁が日焼け・変色するのは太陽光が原因。プロジェクターは太陽光に比べると紫外線がほとんどないので壁の焼き付きは心配しなくて大丈夫です。

実際、2~3年近く上の画像の白い壁にプロジェクター投影を何度も行ってきましたが焼き付いている様子はありません。むしろ生活上どうしてもついてしまう汚れの方を気を付けた方がよさそうです。

壁に斜めからプロジェクター投影しても大丈夫?

台形補正機能を搭載しているプロジェクターであれば、斜めから投影してもキレイな真四角の投影に調整できます。